以前にお知らせしてました スイスでのバーゼルワールド2018
大盛況で無事に出展終了いたしました
Murano glass (Venetian glass)を大胆に惜しみなく使った
斬新でスタイリッシュな L’alberoのPino ( Inzerillo Giuseppe ) デザインの
“YUNIK”のブースはメイン会場2Fのカシオさんの後ろにある通りに出展
目を引くディスプレーで
前を通る人たちは立ち止まり写真を撮って行く人も続出
この写真ではわかりませんが針が動いてデザインがどんどんかわります
ディスプレーや会場の動画はFacebook のL’albero Venezia のページ→ここ
に順次アップロードいたしますので是非ご覧くださいね
私も初日はずーっとひたすら眺めておりました
そりゃそうですよ、自分たちで製作したデザインが
こんなに大きく人目を引くディスプレーになるなんて
まるで夢見ているみたいでした(Piさんご満悦)
YUNIKのブースは裏通り
日本の一流メーカー セイコー、カシオ、シチズンが
軒並み大きなブースで出展するメイン通りに比べると人通りも少なめでしたが
毎日世界各国から来られる時計業者の出入りする様子はさながら
映画のワンシーンのようでした
全く私の知らない時計ビジネスの世界を垣間見られたことは
本当に貴重な体験、こんな機会を与えてくれたPinoに感謝です!
このフェアーに合わせてYUNIKもシックな大人カラーや
男性でもつけられる一回り大きいサイズ、機械式も追加
正直日本からイタリアに戻って大至急で製作開始
ギリギリセーフでサンプル品が仕上がりました
で私の会場での仕事はと言うとブースで足を止めるお客様に
単語を連ねただけの超ブロークン英語で商品の説明
最初は正直見るからに英語圏の方はちょっと腰がひけたので
まずはアジア系のお客様からトライ
“YUNIK”ブースで足を止める殆どのお客様が
この時計の材料が何からできているのか解らない様子
不思議そうに見入っている人に
私 “これガラスでできているのですよ”
客 “えーガラスなの?樹脂かプラスチックかと思った”と
皆口をそろえて言われる
私 “ガラスです、ムラノガラス(Murano glass)ってご存知ですか?”
客 “ムラノガラス?何それ?”
そうなのですヨーロッパ圏の方はみなMurano glass と言うと解るのに対し
アジア圏&中東の殆どが“Murano glass? 知らない”と
日本でもムラノガラスと言って通じるのは20%くらい
“Venezian glass : ベネチアンガラス”と言わないと解らない人がほとんど
ベネチアのお店 L’alberoや日本のデパートでそのことは経験済み
私 “じゃVenezia glassはご存知ですか?同じことなのですよ”と言うと
客 “へーそうなの、ベネチアンガラスなんだ”と態度が一変
興味をもって説明を聞き始めてくれる
さすがガラスのブランド “ Murano glass : Venezian glass”
ここまでくればあとは簡単に説明して
Pino( Inzerillo Giuseppe )の実演を見てもらい
ずらーっと並んでいるサンプル時計を見てもらい
さらにこの時計の事を詳しく知りたいと言う人は
YUNIKのディレクターやマネジャーと座ってじっくり商談
さらに深い商談の段階になると2階の特別商談室へと
こんな形で商談は毎日進んで行きました
もちろん商談はフェアーの始まる前から事前アポが入っているので
会場でYUNIKの時計に興味を持たれた方は
その場で空いている時間をみてアポを取る当日もあれば翌日再度来られる方も
販売業者だけではなく時計雑誌やファッション雑誌など広告関係の人も多く
これからはいろいろな雑誌や広告媒体でYUNIKを見かけることも増えてきそうです
いづれにしろこの6日間で “YUNIK” は世界へ羽ばたき始めました
ありがたいことにかなりの国との最初の商談が決まりました
ヨーロッパ圏は勿論、アジア圏( もちろん日本も!)、中東、オーストラリアなど
特に中国のからの業者さんの多さには驚きました
皆若い、やる気満々、大きなマーケットになりそうです!
今更ながら経済がまだまだ成長している中国のパワーを実感
日本は今ではもうアジアのリーダーの座を失ってしまったかもしれないと実感
最後にこの時計の生みの親:Achor Groupの 3人と
デザインを一手に引き受けるL’alberoのPino(Inzerillo Giuseppe)
みんないい顔していますね!
この4人の男達の熱い情熱が形となった“YUNIK”を
どうかこれからも応援宜しくお願い致します