実はマルティーナフランカ(アルベロベッロ近郊の街)で
出会ってしまたんです、、、、(世界うるるん滞在記風に)
“何に”って?
Pinoがランチに地元産のハムを買っている間
外で待っていた私
ふと目に留まったこのショーウィンドーのカバンに目が釘付けになってしまった
このガマ口タイプの金具や木の素材、色や形
なんとも素敵でお洒落なカバン、、、、まさに私好み
そして横をみると
さらにこんなカバンが
わーなんてファンタジックなカバン!遊び心がいっぱい!
私の直感!
“こんなカバンを作っている店って他にもいいものあるに違いない”と
是非見てみたい!
入り口を探してみたけど見つからない、、、、おかしい?
そうこれイタリアでよく見かけるショーウィンドーだけあるタイプ
実際の店舗はちょっと離れた隠れた道にひっそりあったりする
商品に自信のある店はこうして人通りの多い
ガラス張りのショーウィンドーだけを借り
商品を展示
そしてショップの位置をショーウィンドーの上に解りやすく書いている
そうすることで隠れたところにあるショップまで足を運んでもらうというシステム
早速店から出てきたPinoに
Ka “このカバン凄く素敵だと思わない?素材といい、デザインといい”
Pi “うーんいいね!見に行こうと”
Pinoも気に入った様子
そしてちょっと探して見つかったその店
ギリギリセーフ!お昼休みにはいる直前だった様子
笑顔で“どうぞどうぞ”と向かえてくれたこの店のオーナー
アンナマリア
このショップ“afiordipelle”はオーダーバックのショップでした!
お店の中には商品ではなくカバンの素材がいろいろあり
すきな素材を指定すればそれから好みのカバンを作ってもらえるとのこと
ガラス職人のPinoと
カバン職人のAnna Maria
二人とも分野は違っても職人同士
話が弾みました
イタリアはやっぱりArtigiano(手作り職人)の国だわ~
ブランド名がついていなくても
惚れ惚れするような職人技の作品がいろいろな分野でいっぱいあります
可愛いバックがいっぱい
実際に私が現地で彼女にみせてもらった過去のオーダーバックの写真集は
HPのような可愛いタイプではなく
実用的でシンプルかつ斬新なデザインの素敵なバックばかりでした
彼女が“これ私のカバンなのみて~”って満面の笑顔で見せてくれたバック
めっちゃ可愛い!
故郷を愛しているんですね~
勿論全部皮革です
トゥルッリの屋根のゴツゴツ感
よくでてるな~
いやー私も何かオーダーしたいわ
と冗談半分で見つけた素敵な木製の取手
“あーそれフィレンツエで仕入れた一点物だよ~”とか
気に入ってオーダーも考えて写真にとらせてもらった
なにか付箋がついてるので見てみると
Venduto (売約済み)でした
がっくり、、、残念
この取手一体どんなカバンになるのかしら?
偶然何気に目が行ったショーウィンドーのカバン
私の直感は当たっていました!
やっぱり魂のこもった作品は人を呼ぶんだな~と
彼女の作品からはものすごいパワーを感じました
人でも物でも出会いの瞬間とはこんなものかもしれません
そしてこの笑顔から自分の仕事を心から愛してやまない人だと言うのが
ひしひしと伝わってきたのでした
Pinoも彼女と同じ種類の笑顔の持ち主です
職人さんはやっぱりこうじゃなくちゃ!
今私真剣に“オーダーしてみようかな?”って考え中です