セメントで固めた納屋前の道
次に取り掛かったのが納屋の扉
市販の扉を買ってきて取り付けるのかと思っていたら
ラルベロの工房に所せましと何年も置き去りにされていた木版に
やっと手をつけました (やった~これで工房がすっきり)
実はこの木の板はPinoが近くのサンジョバンニパオロ教会の修理で捨てられたいたものを
もらってきたのです (あ~Piさんまたですか、、、、涙)
間違いなく3年間は工房にありました
ただでさえ狭い工房にこんな邪魔になる木の板を置かれた私は
毎日ストレスマックス、片づけたくてもどこにこの板を置いたらいいのかもわからず
ガラス在庫置き場の前に蓋をするように置かれた板をガラスを取り出すたびにいちいち移動させて
その度に「こんな使わない板捨ててしまえ~」と怒り狂っていた私
Pino「いつかこれ必要になるから」と馬耳東風
そしてやっと一枚一枚手持ちで家に持ち帰り始めました、いつものように公共交通機関を使って
これで工房の邪魔者がいなくなると嬉しかったのを思い出します
さ~ここからがPiさんのお楽しみです
自宅に持ち帰った木版を1枚づつ削りをかけてつなぎ合わせ
いつものように粉だらけ~
扉の形につなぎ合わせ
Piさんにんまりかなり嬉しそうです
そして仮設置
大きさはうまくはまりました
そして色を塗り始めました
何度も何度も塗りニスを塗って仕上げ
さてこれをどのように固定設置するのでしょうか?
ラルベロご近所の骨董屋のバルテルのところでまた錆さびのパーツを格安で仕入れ
にんまりPiさん
店の工房で錆とり
最後に大きなミッレフィオリで飾り付け
ベネチアンガラスガラス職人の家にミレフィオリ→ここ は外せません!
しっかり主張してくれました
自宅に持ち帰り微調整後黒色に塗り
そしてまた骨董屋バルテルのところで取っ手を購入
両端にやっぱりお揃いのミレフィオリを付けた取っ手を扉のど真ん中に取り付け
スライド式引きぐはこんな感じに
はいやっと仕上がりましたなかなかいい感じです
納屋前を掘り起こして作った道にはテーブル→ここ 水道→ここ 門柱→ここ 花台→ここ
と同じデザインのタイルを張り付け
しかしPiさんまめだわ~
使用した材料はほとんど廃材(捨てられていたもの)を使っています
本来捨ててしまわれるものがPiの手にかかり命を吹きこまれ
またこうして蘇る
出来上がりました
3年間あの木の板が工房にあったときは怒っていましたが
こうして可愛くなると第満足
Pinoには「あれだけ邪魔やとボロクソに文句言ってたのに出来上がるとこれか~」
といつも逆襲される私です
最終仕上げに納屋と同じく黄色に塗ると言っていたのに2023年いまだに白のまま
もう待たずにアップすることにしました~(笑)