山東省の人たちの主食はコメではなくマントウか餃子。
日本人と違って焼き餃子はほとんどありません、水餃子です。
町中にもあちこちに「○○水餃店」があります。
餃子は好きだけれどここの味はとにかく塩辛い
それに水餃子は皮が分厚すぎる。
来た当初はこればっかりでたっちゃんはどうやら水餃子が嫌いみたい。
なのに
た「餃子、皮から作って食べたい」
・・・誰が? 誰がその皮作るんだ?
り「あたし、餃子は作るの苦手、皮って作ったこと無い」
と言うわけで昨日休みだった日曜日、
たっちゃんも餃子作りすることになりました。
なんせ餃子主食の土地なので粉は種類豊富、巨大な袋入りのも売っています。
一番小さい900g入り、餃子と書いたやつにしといた。
パンちゃんにここの人たちは誰でも餃子作りができるの?聞くと
「わたしは皮を作るのが上手です」
団地守衛のおばちゃんも
「餃子に使いなよ」ってニラをたくさんくれたことがあります。
それほど水餃子と言うのはふつーに自家製ってことは
誰でも出来るんとちゃうかと。
それっぽくなるくらい水を入れてこねた。
冷蔵庫で1時間ねかせた生地を皮のかたちに
何をやっても器用なおやぢなのになんでうまく出来ないのだ
だいたい餃子の皮を触ったことないおやぢが丁度良い形が分かるわけないやん。
り「これ、薄すぎて破れるよ、これ大きすぎるよ」
途中選手交代、皮を整形するのは主婦、つつむのはおやぢ。
うわ~、めっちゃむちゃくちゃ、これ焼けるん?
焼きました 焼けました、よかった良かった
と言うとたのし~く遊んだように聞こえますが違うねんよ。
餃子を作りたいと言った張本人は何も調べていない
どんな手順くらいはネットで見ておいてほしぃもんだ。
た「白菜を入れる」
り「え、水っぽくなるんやけど」
た「10分置いて水をしっかり絞るんやって」
り「じゃ自分でしてよ」
途中ちょいと険悪な空気にもなり。
単に粘土遊びしたかった、皮作ったって満足したかったんでしょ。
もちろん粉だらけの後片付けは主婦の仕事です
おやぢの料理とはこんなもんです、
やるんだったら最後までせんとあかんやろ
で、そのお味ですが普通の焼き餃子
誰が作っても同じです