virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

「須磨の歴史と文化展」

2016-03-28 11:29:18 | 行ってきました
神戸市立博物館で開催されていた「須磨の歴史と文化展」に行ってきました。

最終日3/21(祝)でしたが、ローカル・ネタ展ということで
思ったよりも館内は空いていて、じっくりと見ることが出来ました。

その昔、律令制で定まった「五畿七道」の五畿のうちの一つ、摂津国の西の端が須磨。
今でいうと首都圏の西の端っこということで、関所があって、その先は播磨国。
畿内とはいえ、都からは遠~い遠~い異国のようなところです。
しかし松林の海辺に行けば淡路島が見え、風光明媚なところとして
昔から有名だったようです。

平安時代には在原行平(在原業平の兄)が京を追われ、わび住まいをしたところ。
それをもとに「源氏物語」ができたともいわれてます。
また、源平合戦「一ノ谷の戦い」があったところです。
今でも一ノ谷、二ノ谷、三ノ谷があります。
明治以降は別荘地として栄えました。
「華麗なる一族」の万俵財閥のモデルになった岡崎家の邸宅、
武庫離宮(今は離宮公園)、海辺の住友別邸・・
今でもドッヘ~!と驚くような豪邸が数多くあったところでもあります。

出展されていたのは主に須磨の古寺に伝わるものが多く、
以前にも「平清盛展」で見たものが多くあり、そんなに珍しくは
思いませんでしたが・・

「住友別邸」で住友友純と来日した英国皇太子が楽しんでいる動画が
見れたのがスゴイ!
今見ても別世界! 海辺の庭でパーティーのあとモーターボートでクルージングですわ。
あとは一時、妙法寺あたりに炭鉱があった資料が見れたこと。
動力源が蒸気機関に移行していく明治時代!ってことですか・・・へ~っです。

 「神戸市立博物館」

神戸旧居留地にあった「横浜正金銀行」神戸支店跡ビルが1982年「神戸市立博物館」になりました。
もと銀行の建物は風格と重厚感があって博物館にピッタリポンでおますなぁ。

「遊歩KOBE」からのお知らせ:"お花見"が終わったら、
「神戸西国街道歩き・西から東へ」を行います。
垂水区~東灘区の全行程を分割し、月に2~3回(日曜日)全6回で完了予定 。
一回あたり、定員8名・参加費500円・所要時間約3時間前後を考えています。
詳しくは近々「遊歩KOBE」HPにてお知らせしますので、ご覧下さい。
で、ぜひご参加くださ~い!
あなたの"まだ知らない神戸?"をしゃべりまくりますよ~!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿