●次元俳句0234・月013=七月(時間)・佐怒賀直美01・2015-07-05(日)
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○「島裏に来て七月の海匂ふ」(佐怒賀直美01)
季語(七月・夏) 「しまうらにきてしちがつのうみにほふ」
【鑑賞】:島の玄関口である港からだいぶ離れた島の反対側にある宿です。ややひっそりとした七月の海ですが潮風が濃く匂います。
○佐怒賀直美(さぬかなおみ)
○好きな一句「赤蜻蛉海恋ふ翅を透かせては」02
季語(赤蜻蛉・秋) 「あかとんぼうみこふはねをすかせては」(「俳句界201211」より引用)
【Profile】:1958年、茨城県古河市出身。埼玉県在住。埼玉大学在学中に「橘」主宰、松本旭と出会い、学生句会で俳句を始める。2009年、高校の国語教師を退職。結社誌「橘」主宰。俳人協会幹事、埼玉文芸家集団委員。「秋」主宰の佐怒賀正美は実兄。
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