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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0304・嗅覚064・和田順子01・2016-11-11(金)

2016-11-11 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句0304・嗅覚064・和田順子01・2016-11-11(金)
○「しぐるるや切口匂ふ楮束」(和田順子01)
季語(しぐるる・冬) 「しぐるるやきちくちにほふこうぞたば」(「俳句201411」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:樹皮が和紙の原料となる楮。楮束の切口も和紙の香りがするのでしょうか。時雨の冷たさが風景を引き締めます。

 

和田順子(わだじゅんこ)
○好きな一句「山寺の杉が杉打つしづれ雪」(『黄雀風』2010)02
季語(しづれ雪・冬) 「やまでらのすぎがすぎうつしづれゆき」

【Profile】:1937年、兵庫県出身。1974年→殿村菟絲子主宰「万蕾」入会。1996年「繪硝子」創刊同人、2000年主宰。俳人協会評議員。日本文藝家協会会員。


和田順子掲載句
03竹に降る雨に色あり広島忌(広島忌・晩夏)〈色彩・■色〉2018/8/6


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