○次元俳句508・歪み(空間)2・髙崎武義01・2020-12-06(日)
○「一弁を歪めてひらく寒牡丹」(『龍舌蘭』2012)(髙崎武義01)
○季語(寒牡丹・三冬)(「→ふらんす堂」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:寒牡丹の花びらのひとつが歪んでいることを発見した写生句。それが多少のアクセントとなっていて、一つの花冠としては見事な咲き様である。
○髙崎武義(たかさきたけよし)
○好きな一句「手袋を脱ぎて少年犬を抱く」02
○季語(手袋・三冬)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)
【Profile】:1928年山口県出身。愛知県豊田市在住。→鷹羽狩行に師事。「狩」同人。1978年「狩」入会、鷹羽狩行に師事。1981年第3回狩座賞(結社賞)受賞。1988年第1回村上鬼城賞受賞、第9回巻狩賞(同人賞)受賞。1993年15周年記念狩評論賞受賞。
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