今からはるか昔、大学生だった頃、初マラソン出場を考え、代々木公園で練習中、事件は起こった。
歩けない。とにかく階段の昇り降りができない。右ひざにはまったく力が入らない。それでも手すりにつかまり脚をつっぱらせ、一歩一歩が牛歩の歩みで何とか帰宅した。松葉杖が必要なくらいでその後ほぼ6ヶ月ランニングを休んだ。
「翌年にひかえた第13回京都マラソンが最後の大会になり、その後は女子駅伝になってしまう。」これがマラソンで京都を走る最後のチャンスになってしまうと考えた私は、初のマラソン出場に向けてトレーニングを積んでいた。「よし、3日続けて27km走をやろう。」当時、織田フィールドでトラックの練習をしていたので隣の代々木公園でもジョギングをしていた。気合を入れてのランニング練習。LSDなんてものじゃない。当時はLSDなんて言葉はなかった。とにかく走っていた。すでにそれまでの練習で疲労がたまってきて、ヒザの外側にも疲労と痛みを覚えていた。そして練習3日目20kmまで走ったとき、事件が起こったのである。
要は急に長時間走りすぎて炎症を起こしたと言うこと。ひざのクッションが悪いこともある。当時は「ヒザがバカになった」と思って練習をやめて安静、療養。腱がダメになったのだからタンパク質をきちんと摂ることを心がけたくらいだろう。その後「自分のヒザには爆弾がある」と自重しながら練習を再開し、フルマラソンは10年連続で出場した。そして雨で寒かった1つの大会を除きサブスリーを果たした。
マラソン練習当時はよく走りました。大会のある11月に向け8月から月間300~400km超位。まあ、目標を定めて練習を重ねていけば月間距離にしろ記録にしろ伸びてくるものだ。今やれと言われて「今すぐ」は無理でも徐徐に練習をしていけば結果はついてくる。
腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)
この言葉を初めて目にしたのは「ロードバイクに乗るときに読む本」(エンゾ早川著:えい出版)で、その後彼が執筆を担当したBicycleClubでも度々読んだ。サドルの高さは考慮すべき改善点かもしれない。とにかく100km位走らなければこういう症状は出てこないものだし、原因がサドルの高さなのか、急激な練習メニューの増加なのかは確かめなければならない。
こんなのもありました。
http://www.asics.co.jp/apparel/yellowpage/at_07.htm
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