日々の事など

時には、旅人

パリは 初冬の準備

2014-10-23 | 日記
 今日は、パシー界隈をぶらつきました。またまた路地に入り込みました。感じのいい古道具屋とレストラン、発見。木版の挿絵の入った古い、なおかつ後ろのほうのページがなくなってる本を買いました。木版の絵が気に入りました。その横のレストランのおじさんがスッケッチする私に話しかけてきました。「ここ、いいでしょ。」とか言ってるようです。「ウイ。」と言って描いているとまたもや見に来ます。仕方ないので、そのレストランに入ることにしました。古道具屋となりのレストランだけあって古い感じで、一つのテーブルはおじさんのワークスペースになってました。ひょっとして美味しくないかなという不安がよぎりました。しかし、大丈夫でした。じゃがいも、アリコベールがいっぱい添えられた時間かけて煮込まれた鶏肉でした。デザートに「家で作ったリンゴのタルトだよ。」と自慢げに見せてくれたケーキも食べました。

 南仏と大違い、パリは初冬の準備が始まってました。帰りがけに通ったシャンゼリゼ大通りでは、クリスマスのイリミュネーションの準備をしてました。服装も、コート姿が多くなりました。
 

小旅行 その2 サンレモ 

2014-10-23 | 日記
 南仏ニースから、すぐに行けるサンレモに翌日行きました。行って良かった!ビヴァ サンレモ!思い付きですぐに行けそうなのでサンレモに行きました。そういえば、サンレモ音楽祭なんて聞いたことがあるなあというぐらい。海岸沿いの松、ヤシの木、明るく開けた青い海、建物も密集してないので、ほっと息をつけました。洗濯物が南に来ると、ベランダに干してあるのもグッド!
 そして、古い家並みをつなぐトンネルのような道を発見。多分、イタリア語でなんとかという名前がついてるはずです。ご存じの方、教えてください。最初、暗いので恐る恐る入りこんでみました。翌日、その中でスッケチしました。歌うようなイタリア語が聞こえてきます。イタリア語習ってもいいかもと思いながらスッケチしました。


小旅行 ニース、ファリコン、サンレモ

2014-10-23 | 日記
 月、火、水と小旅行に出かけました。目的はファリコンという小さな町を訪れることです。ニース駅で陽気なカルロスというお腹の出た運転手のタクシーに乗り込みました。車は、お金持ちの別荘が続く山道を上って行きます。カルロスのガイド付きです。彼のルーツはイタリアらしいです。南仏まで来ると、フランスよりイタリアを感じました。天気は上々、海ではまだ海水浴をしてる人がいるのでびっくり!あらためて、南仏を感じました。さて、ファリコンに着きました。可愛い小さな町です。フランス語の教科書で舞台となってた町です。同行の彼女の特に行きたいという思い入れの強かった町です。ここは、ジョセフが座っていたベンチかも、ここはベルナールのレストラン、結婚式の一行が下りてきた教会横の坂道、などなど。しかし、思い入れがなければなんてことのない感じのいい小さな町です。ホテルがあれば泊まろうかと思ってましたが、ベンチに座っていた女性版ジョセフに訊くとホテルはないとのことでした。レストランも閉まっていたので、カルルスの車でニースに戻りました。今日は、ここまで。明日につづく。

  

ポルト サン クルー界隈を歩く

2014-10-18 | 日記
 10月末に帰ります。もう充分楽しんだ感があります。毎日たくさん歩きました。気が付いたら自分が暮していいた場所の探検が終わってませんでした。そこで、今日はイシ―橋を渡ってみました。少し歩けばパリ国際見本市会場に至るようでした。そこまで行かずに戻り、音楽の聞こえてくるところまであるきました。音の正体は、手回しオルガンでした。黒い地に描かれた絵が素敵だったので描かせてもらいました。小さな男の子と簡単会話をしたり、通りがかりの人に声かけられたりしながらスッケチしました。中心部ではよくある手回しオルガンですが、ポルト サン クルーで聴くのは初めてです。



4枚目は、夕方のサン マルタン門。描いてる間、デモが二つ、虹色の旗を持った同性愛者の団体とアフリカ系の民族衣装を着た団体が通り過ぎました。何を言ってるのか分からない口惜しさ!

ギマールが気になる SULLY館でおばさんは見た

2014-10-18 | 日記
 先般、アールヌーボーは幽かな死の匂いを感じるとか書いたような気がします。メトロ サンポール近くのユダヤ教会がなんだかギマールぽかったので確かめに行きました。やはり、ギマールの独特な字体の署名が壁に刻まれてました。前回は黒い帽子、黒い洋服のユダヤ人が入り口にいっぱいだったので入るのをえんりょしてしまいました。今回は誰もいません。しかし、鍵がかかってました。中はどうなってるのでしょう?彼の奥さんは金持ちのユダヤ人だったそうです。

 ちょっと足を延ばしてみました。SULLY館があったのでふらっとはいりました。建物に囲まれた庭が素敵です。木陰のベンチでパソコンと本を持って何かしてる若者がいました。そこへ、黒人と白人のカップルがやってきました。親切な若者は、ベンチのはじにより2人分の席をあけ、どうぞと言いました。二人は座らずに彼の横で、抱き合ってどうもキスしてるようです。私の位置からは、背中に回した手の動きが見えます。たまりかねたのでしょう、若者はパソコン抱えて逃げ出しました。二人はその後、そのベンチに座り続きをはじめたようです。スケッチしてる位置からは、足が3本みえました。スケッチを終えて、帰りがけにしっかり二人の顔をチェックしました。黒人はスタイルのいいなかなかのイケメン、彼女は彼より10歳ぐらい年上らしい普通のまじめ風な感じ。わたしが通り過ぎる時、彼はひざまずいて、何やら言ってました。しっかり、おばさんは見てしまいした。フ、フ、フ。