サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

モローラ -灰-

2006-03-13 | 映画・ドラマ・観劇・MV
演出・脚本:ヤエル・ファーバー  出演: ファーバー・ファウンドリー

たまたまTVのチャンネルを変えた時に、とても印象的な演出に釘付けになった
お芝居があった。

アフリカの民族衣装を身にまとった一人の黒人女性が画面右手奥に登場。
彼女は中腰の姿勢のまま、魚の入った網をたぐり寄せるかように、
ゆっくりゆっくりと黒い正方形の布を自分の方に引き寄せていた。
布が取り去られた正方形の舞台中央に、長方形の穴が現れ、
そこにはこんもりと赤土が盛られていた。傍らには大きな鍬が一つ。
暫し、舞台は沈黙を迎えた。


うーん、とっても渋い演出。私好み。

舞台はというと、現代の南アフリカ。
恩赦を受けるために、自らが犯した罪を告白する場。
そこに白人女性が演じる母、黒人の娘と息子が登場する。
妻が夫を殺し、また子供に殺されそうになる母。
なんともドロドロとしたストーリーだ。

お芝居の途中で奏でられるハーブみたいな形状の楽器の音色。
民族衣装を着た数人の女性たちの「のど歌(倍音唱法)」。
足踏みのタップのようなリズム。
どれもとても印象的だったけれど、特に重厚で奥行きある歌声は、
アフリカの広大な大地を連想させた。

なによりも、母役と娘役の女優さんの迫真の演技には驚いた。
全身赤土まみれになって、まさに体当たりの演技。
本当に危機迫るものがあった。

かなり重いテーマのお芝居で、色々考えさせられる場面もあったけど、
この作品は劇場で観たかったなぁ~。
 
------------------------------------------------------------
NHK教育で3/12放映、神奈川県立青少年センターホールにて2/2収録。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シリコン製の製菓道具

2006-03-13 | 手抜き料理のススメ
買い物に失敗した・・・。

冷蔵庫の掃除をしていたら、クリームチーズの賞味期限が
2週間くらい過ぎていた。未開封だから食べられない訳ではないので、
とりあえずすぐに作れそうなチーズケーキのレシピを探す。
すると、遠い昔に何度が作ったことのある『クアルク』が目にとまった。
ついでに4ヶ月ほど前に購入していた18cmのシリコン製の丸型を
使ってみることに。今回はスフレタイプなので、オーブン皿にお湯を
注いで焼き上げるので、底の抜ける型を使うのは避けたかったので、
ちょうどいいや・・・と最初はそう思ってたんだよね~。

生地も順調に出来て、後はオーブンで焼き上げるだけだったのに、
レシピに書いてある30分では時間が足りず、表面は生焼け状態。
更に1時間も時間を追加して焼くはめになった。
これだけ焼いてるのに表面には美味しそうな焦げ目もつかず・・・微妙。


レモンが半分余ったので、レモンの絞り汁はレモンティーに皮は
別のお菓子に使おうと生地を作って待機していたにもかかわらず、
焼く時間が掛かりすぎて、結局次のお菓子を焼いた時には
メレンゲの泡が消えてしまったらしく膨らみが悪くなっていた。
こいつもイマイチ・・・。


で、これまたお披露目できず、小分けして冷凍庫行き。
来たる食糧難に備えて、私の非常食となってしまった。

よくよく考えると、シリコンは熱に強いんだよね。
ということは、熱を通しにくい。
つまり、焼き上げるのにはとっても時間が掛かる・・・。
早く気づくべきでした・・・。
次回からは、シリコン製は絶対に買いません!!

あ、もう1種類、この間買ってたの忘れてた・・・
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする