日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

松霞

2024-01-20 07:00:00 | 温泉

ウォーキングコース途中の家で、庭先に多肉植物の植木鉢だけを置いているお宅があります。

そこで赤い実をつけたサボテンを見つけました。

植木鉢いっぱいに小さなサボテンがぎっしり詰まっていて、その間から赤い実が出ていました。

 

これはマミラリアという種類のサボテンのようです。

マミラリア属のサボテンは種類も多く、一般的に形状は球体か細長い円筒形が多くて、あちこちで普通によく見かけるサボテンだということです。

調べてみるとこれは「松霞(まつがすみ )」という名前のサボテンで、秋になると赤い実ができて、実の中には黒いタネがはいっているのだそうです。

このタネは発芽率がとってもよくて、蒔けばどんどん増えていくようなのです。

だから植木鉢いっぱいになってしまっていたのですね。

松霞の花は一般的には4月から6月頃に咲くとされています。

薄黄色の小さな花らしいのですが、見てみたいですね。

100均(ダイソー)などで小さな鉢に入って売っているサボテンにはこのマミラリア属のものが多いようなので、もしかすると松霞もあるかもしれません。

見つけたら買ってみようと思っています。

 

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サルビア・アズレア

2023-11-12 07:00:00 | 温泉

「サルビア・アズレア」が咲いていました。

別名でスカイブルーセージと呼ばれています。

とっても爽やかな花の色ですね。

 

サルビアにはたくさんの種類がありますが、このアズレアは夏が終わって、秋になると開花します。

そして、草丈がとても高くなって、時には大株にもなりますので、他のサルビアとはちょっと雰囲気が違っています。

 

英語でアズレア(azurea)は「空色(の)」、「淡青色(の)」、「青空(の)」などという意味らしいのですが、本当に青空のような花の色です。

秋の空の下で映えますね。

枝があちこちに伸びて、ちょっとひょろひょろとひ弱な姿に似ず、結構強くてたくましい花のようです。

 



学名:Salvia azurea

英名:Blue sage、Azure-blue sage、Prairie Sage

別名:スカイブルーセージ

科名・属名:シソ科 サルビア(アキギリ)属

原産地:アメリカ

 

 

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七味温泉「紅葉館」で立ち寄り湯

2023-05-02 07:00:00 | 温泉

長野県高山村にある七味温泉「紅葉館」で立ち寄り湯をしてきました。

ここは信州高山温泉郷となっていて、松川渓谷沿いに8つの温泉が湧き、その中の一番奥にあるのが七味温泉です。

2~3軒ある宿の中で選んだのが「紅葉館」でした。

 

[紅葉館・玄関]

 

秘湯ムードたっぷりの宿です。

「七味温泉」という名前は成分の異なる7つの温泉を混合していることからだそうです。

玄関に入ると『タヌキが入るからドアを閉めて』の張り紙がありました。

飼われているわけではなく、人慣れしている「タヌキ」が出没するそうなのですが、この日は現れませんでした。

玄関脇の受付で入浴料を払い、早速お風呂へ。

時間によって男女入れ替え制、昼間の時間は廊下の突き当たり、左側のお風呂でした。

まず内湯、湯船にはエメラルドグリーンの湯がたっぷり。

 

[内湯]

 

内湯の脇をさらに進むと薄暗い洞窟になっていました。

洞窟の中、白い温泉のため足下が見えなく、そろそろと歩いて行くと、広々とした露天風呂が待っていました。

 

広~い岩風呂、硫黄分たっぷりのエメラルドグリーンのお湯、その上源泉かけ流し、消毒・加温・加水なし・・・

温泉の色はその日の気温などで変わり、エメラルドグリーンになったり乳白色になったりするようです。

ゆっくりと至福のひとときを過ごしました。

この宿にはもう一つ、「炭色の湯」という小さな風呂があるそうなのですが、残念ながら入れ替え制の関係で入れませんでした。

このお風呂は70度と30度の異なる無色の2つの源泉を混ぜたら化学反応で温泉が黒くなって、硫黄分がとっても濃くなったということでした。

 

紅葉館の向かい側には「おばあちゃんのお風呂」がありました。

このお風呂は穴場らしいです。

「紅葉館」の先代の女将さんが営業しているようです。

だから「おばあちゃんのお風呂」なんですね。

 

男女別になっている野天風呂の内部です。

無人でしたがお金を払って、自由に入れるようになっています。

 

紅葉館の前の土手に咲いていた花です。

 

思いがけず、とっても素敵なお風呂に巡り会えました。

「紅葉館」は予約サイトでは扱われていないようで、宿に直接電話して予約するようです。

秘境の雰囲気がたっぷりの宿で食事もとても美味しいとの評判でした。

次は絶対に宿泊して「炭の湯」にも入ってみたいと思いました。

 

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東北町の温泉③ 東北温泉

2022-07-15 07:00:00 | 温泉

青森県東北町の温泉巡りの最後、3ヶ所目は「東北温泉」

2ヶ所目の「八甲ラジウム温泉」から上北町駅まで再び歩いて戻ってきた。

「東北温泉」は同じ東北町でも青い森鉄道で青森方面に向かって一つ先、「乙供(おっとも)」が最寄り駅になっている。

ここは2度目の訪問。

以前、「日本で一番黒い温泉」というキャッチコピーに誘われて来たことがあった。

でも、その時はただ「日本一黒い温泉」を体験してみたいという気持ちだけで、モール泉だということは頭になかった。

だからもう一度チャレンジしてみようと、この日の宿泊先に決めてあったのだった。

 

ここは「乙供駅」から5分ほど歩いた先にあって、外観はおしゃれで、現代風。

日帰り客が多いのか、宿の前は広い駐車場になっていた。

3階建ての大きな施設で、1階が共同浴場、2階は食堂など、3階が宿泊階になっていた。

共同浴場付きのアットホームな雰囲気の旅館だと思ってもらえばいいのかも。

用意されていたのは10畳ほどの広さの和風のきれいな部屋だった。

一息ついてすぐに1階にあるに共同浴場に向かった。

全体的な雰囲気は都会によくあるスーパー銭湯などの温泉施設風、でも石鹸やシャンプーは持参するようで、利用者のほとんどはマイシャンプーの入った手提げカゴを持ってきていた。

宿泊者用のものは部屋に用意してあったので、それを持って行った。

結局ここは昔からの銭湯と現代的な温泉施設の中間のような感じの施設になっていた。

お風呂場は広く、大きな浴槽と小さな浴槽が3つ、高温風呂、電気風呂などに分かれていた。

その他にはサウナ、露天風呂もあった。

 

[露天風呂・女性用]

男性用は庭園の中にある露天風呂になっているらしい。

 

泉質は弱アルカリ性単純温泉で、もちろんモール温泉なので、肌はスベスベしっとり。

どの浴槽のお湯も真っ黒、茶色じゃなくて黒い、これが自慢の「日本一黒い温泉」。

露天風呂の湯温はちょうど良く、湯口からは少し硫黄臭のするお湯がドバドバと流れていた。

 

今回は東北町の3ヶ所の温泉を回ってみた。

この町には温泉街や大きなホテルなどがあるわけではないので、あまり有名な場所ではないのかもしれない。

でも、それぞれの温泉が素朴で地元に密着していた。

そして、湯量豊富で泉質もとても良く、温泉マニアじゃなくとも魅了させられる場所なんじゃないかな?

だから、観光地化はしなくともよいから、是非ともこのままずっと残してもらいたいし、今回入らなかった29ヶ所もいつかは利用してみたいとも思っている。

 

 

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東北町の温泉② 八甲ラジウム温泉

2022-07-13 07:00:00 | 温泉

東北町の温泉、2ヶ所にチャレンジしたのは「八甲ラジウム温泉」

上北町駅にはタクシーが数台あったが、貧乏旅行なのでタクシーという選択肢はなかった。

暑い中をひたすら歩いた。

でも、初めての道で全く知らない場所、物珍しさもありキョロキョロとあちこち見回しながら歩いたので、全く苦にならなかった。

駅から約20分、県道8号線沿いを歩いていたら前方に「八甲温泉」の看板が見えた。

ここはドライブインと宿泊施設も兼ねている温泉施設。

この町の温泉施設はほとんどが簡単な宿泊施設も併設しているようだ。

施設全体はお世辞にも綺麗とは言い難い。

正面がドライブイン、右側が宿泊棟の「発行旅館」と日帰り温泉の「八甲ラジウム温泉」になっていた。

 

日帰り施設の入り口には日本一大きな天然のラジウム原石が置いてあった。

 

ラジウムの原石なんて見るのも初めてだし、この石からラジウムが出るのかな? ってことは放射能が出ているのかな?

などとラジウムに関しては全くの無知。

とりあえず温泉へ、と温泉棟に入ってみたけれど、誰もいない。

「用事があったら押してください」とインターホンがあったので押してみたら遠くから声がした。

入浴したい旨を言ったら、「箱の中に200円入れて、どうぞ」と。

女性用の浴室に行ってみた。

8畳ほどの脱衣室と7~8人が入れるくらいのL字型の湯船がある浴室だった。

 

3人ほどが入浴中だったので、お断りして写真を撮らせてもらった。

鉄分が多いためか、浴室全体が茶色になっていて、お湯は掛け流し、奥にあるL字型のラジウム鉱石の真ん中から大量のお湯がどんどん出ていた。

浴槽は少し低くなっている手前側からお湯がザーザーと溢れていて、トド寝している人もいた。

(トド寝----青森、秋田県などの温泉で湯船からお湯があふれ出ているところに寝転がること、今までの経験では頭をケロリンの洗面器に突っ込んでいる人が多い)

湯船に入った瞬間、体がツルツル、ヌメヌメするのが感じられた。

これは驚き!

ちょうど塩素系の漂白剤が手に付いた時のような、あの感じ。

温泉分析では単純温泉となっていたが、こんな温泉は初めてだった。

入ってヌルヌル、上がってさっぱりといった感じで、今まで入った温泉でもこんな経験はたくさんあったが、その度合いが違っていた。

湯温もちょうど良く、これは長湯できると思いながら湯口に近づいたら少し硫黄臭がした。

そして湯船に浸かりながら地元の人たちとのおしゃべりを楽しんだ。

飲泉もできて、神経痛に良く効くと書いてあったが、こんな素晴らしい温泉に毎日入れる近所の人たちがうらやましい。

ちなみに、近所の人たちは年間パスポートを持っていて、30,000円だと言っていた。

 

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