12月4日、真冬なのに春や夏の花が咲いているのを見たと、『季節外れの花』という記事を書きました。
今回はその後に見つけた季節外れの花です。
1つ目の花は「ブラシの木」。
撮影したのは12月23日です。
全く真冬の様子には見えません。
ただ、赤いブラシの大きさが少し小さめだったのです。
オーストラリア産のブラシの木は、暑さには強く寒さには弱いようなのですが、こうして真冬でも咲いていました。
実際の花期は5月~6月、だから初夏の花なのです。
近くには白花種も咲いていました。
2つ目の花は「エゴノキ」。
撮影は12月18日です。
エゴノキも新緑の頃、5月~6月に花が咲き、その頃は枝先全体にびっしりと花が付くので、『森のシャンデリア』とも称されています。
シャンデリアのような豪華さにはほど遠い花の数でしたが、ポチポチとひっそり咲いていました。
3つ目の花は「マンデビラ」。
撮影は12月25日です。
ブロック塀に沿って大小さまざまな鉢を並べてあり、それぞれにマンデビラが植えられていました。
このマンデビラ、10月初めからずっと次から次へと花が咲き続けています。
まだまだ蕾もいっぱい付いています。
鉢にネームプレートが埋め込んであり、『クライミングサンパラソル』となっていました。
これはサントリーフラワーズがマンデビラの品種の1つであるサンパラソルを更に改良した製品のようです。
熱帯植物のマンデビラは寒さには弱いはずなのですが、やはり品種改良などで冬でも育つようになったのでしょうか?
葉も青々していてとっても元気良く見えました。
4つ目の花は「ムラサキツユクサ」。
撮影12月24日。
ムラサキツユクサは6月~7月ごろ咲いて、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばしてくれるような花なのですが、側溝の脇に咲いていました。
5つ目の花は「ユキヤナギ」。
撮影は12月25日。
ユキヤナギの開花は3月~5月。
春、桜に先立って、雪が降り積もったように真っ白になって咲くユキヤナギも冬は淋しそうに、チラホラとしか咲いていません。
今まで暖かい日が多かったので、春になったと思って、先走ってしまったのでしょうか。
でも、この日はとても寒い日で、葉っぱには霜が降りていました。
間違えたと思っても、引っ込みがつかなくなってしまっているのかも。
※ 今回が2023年の最後の記事となります。
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