日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

大分への2泊3日の温泉旅行④---筋湯温泉『山荘 やまの彩』

2024-12-21 07:00:00 | 温泉・宿

筋湯温泉には今回で3度目、とても好きな温泉郷です。

九重町にある筋湯温泉は、涌蓋山(わいたさん)の麓に湧く温泉で、1000年以上の長い歴史を持つ温泉です。

この温泉郷には共同浴場「うたせ大浴場」があって、約3mの高さからお湯が落ちてくる18本の”うたせ湯”があります。

これが日本一の打たせ湯と言われています。

そしてこの打たせ湯が「筋の病に効く」ことから”筋湯”という名前の由来になっているようです。

宿は山間に20軒ほどが点在していて、それぞれの宿がとっても魅力のある宿なのです。

今回は一番奥にある『山荘 やまの彩』を選びました。

雑木林の中にある宿で、予想通り趣きのある宿でした。

 

広い敷地に離れのような部屋が全部で8室だけ、1室だけを除き、あとは露天風呂か半露天風呂付き部屋になっています。

泊まった部屋にも露天風呂がありました。

 

[部屋の露天風呂]

 

部屋の露天風呂も大きくて、浴槽には途切れることなくずっと温泉が流れていました。

湯量が豊富なのですね。

温泉は単純ナトリウム塩化物泉、泉温が高いため加水をしているようです。

でも、温度調節を上手にされているようで、ちょうど良い温度の温泉になっていました。

夜は周りの木々がライトアップされていて、その中でお風呂に入るのですから、もう何とも言えない気分でした。

 

8室しかない宿、それにほとんどが露天風呂付きの部屋なのに、その他にもまだ貸切のお風呂が3ヶ所もあるのです。

貸切風呂は空いていればいつでも入れるようになっているので、全部のお風呂を制覇しました。

 


食事のこと。

食事は朝晩とも個室で囲炉裏のある食事処でいただきました。

この宿は料理自慢の宿というだけあって、出された料理はすべて本当においしくて・・・

メインは予約時に「豆乳しゃぶしゃぶ」をお願いしてありました。

これも宿の自慢だったからです。

食前酒の梅酒から始まって、その後豆乳鍋に火を入れ、出来た湯葉をすくって食べている間に、次から次へと料理が出て来ました。

料理は地元の食材を利用してあり、すべて手作り、とてもきれいな料理でした

特にビックリしたのが囲炉裏で焼いたヤマメ。

何と、生きているヤマメが串に刺してあり、自分で焼いて食べるようになっていたのです。

 

朝食は正に日本の朝食といった感で、かまど炊きのご飯には少しオコゲが入っていて、朝からお代わりするほどでした。

食後はセルフで飲み物が用意されていて、自分好みのカップでコーヒーなどが飲めるようにもなっていました。

 

 この宿は温泉、料理、そして田舎のような懐かしさを感じる宿の雰囲気、スタッフの対応などが良くて、とっても満足でした。

機会があったらまた泊まりたいと思うような宿でした。

 

 

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大分へ2泊3日の温泉旅行②---明礬温泉『御宿ゑびす屋』

2024-12-17 07:00:00 | 温泉・宿

明礬温泉にある「御宿ゑびす屋」はお風呂自慢の宿です。

広い敷地に3階建ての日帰り温泉施設「湯屋えびす」と2階建ての宿泊施設「御宿ゑびす屋」があり、それぞれ行き来出来るようになっています。

坂道を上手に利用していて、上の玄関から入ると日帰り施設、下の玄関から入ると宿泊施設なのです。

宿泊する「ゑびす屋」は和風の落ち着いた玄関で、全体的に和の雰囲気でした。

 

[玄関]

 

[フロント横の飾り]

 

総部屋数は8室、本館と別館があって、通されたのは本館の2階でした。

部屋はドアを開けたらすぐに洗面とトイレです。

 

その先の仕切りのドアを開けてビックリ(゚ω゚)

ロフト付きの和洋室ということだったのですが、とってもモダンな、今まで見たこともないような部屋の造りでした。

玄関から続く和の雰囲気はどこへ行ったの? この部屋の和室はどこにあるの? といった感じの部屋だったのです。

広い小上がりがあって、そこに布団が敷いてあり、更にその上にロフトがありました。

ロフトもすごく高い位置にあって、上るのに苦労するほどでした。

窓際には腰高のソファ代わりの広いスペースがあって、その下の扉を開けると収納庫になっていました。

畳や座卓があるのが和室だと思っていましたが、そうではないようです。

 

その他には壁掛けテレビがあるだけのシンプルな部屋でした。

昔ながらの宿を数年前にリニューアルしたのだそうです。

 

部屋の窓からは別府湾と別府大橋が見えました。

 

早速、宿自慢の温泉です。

隣にある温泉棟には一旦外に出て、履き物を履き替えて行きます。

3階建ての温泉棟は1階と2階がお風呂、3階はカフェとか休憩スペースになっていました。

温泉棟は日帰りの「えびすの湯」のお客と一緒になりますが、この時は一般の日帰り客は誰もいなく、拍子抜けした気分でした。

宿泊客もまだ誰もいなく、広いお風呂を独占できたのです。

お風呂は奇数日と偶数日で入浴できる階が変わります。(奇数日は1階露天が女性、2階内湯が男性。偶数日はその逆)

泊った日は奇数日だったので1階のお風呂でした。

1階のお風呂の方がメインのようで、内風呂、露天風呂、一人用のお風呂、蒸し風呂などがありました。

明礬温泉といえば、白濁していて独特の硫黄臭がする硫黄泉だと思っていましたが、「湯屋えびす」にはもう一つ無色透明な弱アルカリ単純泉もありました。

 

半露天のような内風呂。

 

内風呂から続く広い露天風呂と奥には箱蒸し風呂がありました。

 

露天風呂の脇には1人用のお風呂が3ヶ所。

ここは高台にあるので、別府湾や別府大橋が見える景色を楽しみながらゆっくりと入りました。

 

内湯から露天風呂に続く階段の途中にある建物の中には八角型の檜の浴槽があって、無色透明の単純泉のジャグジーになっていました。

 

翌日は偶数日なので2階のお風呂に入りました。

内風呂と半露天風呂が数ヶ所あり、ここも硫黄泉と単純泉の2種類の泉質のお風呂、ゲルマニウム石を使用しているお風呂もありました。

2階の内湯も湯船は大きいし、とっても良かったのですが、やっぱり1階の開放的な露天風呂にはかないません。

 

さて、夕食です。

食事は宿泊棟の1階にあるおしゃれな食事処でいただきました。

このあたりの名物料理は温泉の蒸気を利用した蒸し料理です。

蒸気が出ている調理場所を「地獄釜」、そこで蒸してつくる料理を「地獄蒸し」と呼ぶのだそうです。

食事処から見える庭には「地獄釜」が見え、モクモクと白い湯気が上がっていました。

[地獄釜]

 

[地獄蒸し]

 

夕食は蒸し料理のワンプレート、鶏のスープ、デザートでした。

”地獄蒸し”は大きな蒸し桶の中にたくさんの種類の野菜、鶏肉や魚、ちまきなど、全部で30品目ほどがきれいに盛り付けられて入っていて、これらを3種類のつけダレで食べました。

思った以上にボリュームがあって、食べきれないほどでした。

でも、美味しいのですが、正直なところ飽きてしまいました。

それに、小さなちまきが1個あるだけで、ご飯がありません。

よくある会席料理とは全く違って、郷土料理を前面に押し出した夕食でした。

朝食も、郷土料理のだんご汁とおにぎりをメインにしてありました。

だんご汁の味付けがとっても良くて、美味しくいただきました。

 


 この宿はお風呂自慢の宿だと謳っていましたが、その通りだと思いました。

特に1階の露天風呂は気に入りました。

スタッフも丁寧で親切、とても居心地のいい宿で、別府の郷土料理を食べてみたい人にはお勧めの宿だと思います。

 

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合歓林オリエンタル

2024-12-03 07:00:00 | 温泉・宿

那須にあるペンション、「合歓林オリエンタル」に泊ってみました。

ここは那須ハイランドパークのすぐ近くの林に囲まれた中に、本館、新館とコテージ3棟があります。

今回このペンションを選んだのは温泉があって、食事がとても良いと評判が良かったからです。

その食事とは、”ステーキ食べ放題、アルコール飲み放題”だったのです。

ステーキは和牛、オーストラリア牛、そのミックスから選べたのですが、やっぱり和牛のコースを選びました。

 

[本館]

 

[新館]

 

那須は既に冬景色に変わっていて、人影もなくひっそりとしている林の中に「合歓林オリエンタル」はありました。

道路を挟んで本館と新館が建っています。

今回は新館を選びました。

新館は一軒家のような感じで上下に2部屋ずつ、全部で4部屋になっていました。

泊った部屋はインドネシアのお寺の名前”プランバナン(Pramban)”で、このように調度品もすべてがアジアンテイストになっていました。

ファンの回っている天井、ベッドとソファ、電器コンロ子調理器と冷蔵庫だけがあるシンプルな部屋でしたが、それで十分でした。

 

早めにチェックインしたので、早速お風呂です。

お風呂は本館に露天風呂2ヶ所、内風呂2ヶ所、新館に内風呂が2ヶ所あって、空いていればいつでも貸切で入れるようになっていました。

到着してすぐ、外がまだ明るい内に本館の露天風呂に入ってみました。

 

露天風呂は2ヶ所とも4人も入ればいっぱいになってしまうくらいの大きさでした。

冷めてしまうのか浴槽には木の蓋があって、これがまた重たくて・・・

これといって特徴のない、無色透明の柔らかい泉質の温泉でしたが、貸切なのでのんびりと入れて満足でした。

6ヶ所もあるお風呂全部に入るのはとても無理、次は新館の内風呂に入りました。

 

小さなお風呂で、1つは四角い浴槽、もう一つは丸い浴槽のお風呂でした。

両方のお風呂のシャワーの勢いがものすごくてビックリ・・・

 

お風呂の後はいつも通り、食事の時間です。

夕食も早めで6時からと決まっていて、本館の食事処で宿泊者全員一緒にいただきました。

オーナーの好みなのでしょうか、食事処の内装もアジアンテイストたっぷりだし、使われているお皿などの食器類はすべて益子焼になっていました。

テーブルには既に前菜のような手作りの料理が数点置かれていましたが、その他はバイキング方式です。

驚いたことは飲み放題のアルコールやソフトドリンクなどの種類が豊富だったこと。

カクテルなども自分で作れるようになっていました。

 

メインの和牛ステーキは最初に小さめの2枚のお肉を出してくれて、それを食べ終わるころを見計らって次のステーキの準備してくれます。

とても柔らかいお肉でした。

おかわりするたびに、ステーキソース、ワサビ、ニンニク、和風などとソースを変えてくれるのです。

お肉も柔らかくておいしいのでいくらでも食べられると思っていましたが・・・無理でした。

3皿でギブアップしてしまいました。

食べ放題でもオージー牛の方だったらもう少し多く食べられたのかもしれません。

お酒、ステーキの好きな人だったらきっと大満足でしょう。

朝食も和・洋のバイキングでした。

料理の数はそれほど多くはなかったのですが、その中に”合歓林カレー”がありました。

朝からカレー? ところがそれが絶品だったのです。

合歓林カレーはこのペンションのウリのようで、とても評判が良いらしいです。

 


 

 急に決めた宿でしたが、とても素敵なところで本当に良かったと思っています。

温泉もあって料理もおいしくて、オーナーさんはじめスタッフの皆さんがとても優しく接してくれ、何といってもリーズナブルなこと。

コスパ最高のお勧めできるペンションです。

 

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蔵王温泉「五感の宿 つるや」

2024-11-05 07:00:00 | 温泉・宿

『新玉川温泉』の日本一の強酸性の温泉にハマってしまい、また強酸性の温泉に入ってきました。

今度は蔵王温泉です。

蔵王温泉は日本で二番目の強酸性の温泉と言われています。

蔵王温泉には何度か行ったこともあって、宿も数ヶ所は体験済みなのですが、今回選んだ宿は「五感の宿 つるや」です。

数ある宿の中で「つるや」を選んだのは評判が良いのはもちろんのこと、宿泊と食事のプランが気に入ったからです。

つるやの一番人気の宿泊プランでした。

貸切風呂が1回無料で利用できて、食事は『特選蔵王牛プラン』。

200gの蔵王牛をしゃぶしゃぶ、すき焼き、牛ステーキから好きなものを選べたのです。

そして、予約時に『蔵王牛ヒレ200gをメインにした蔵王牛ステーキ膳』をお願いしておきました。

 


「つるや」はバスターミナルのすぐ前、道路を渡ってすぐのところにあってとても便利なのです。

ちょうど改装中のようで、玄関前は少しごちゃごちゃしていましたが、男性スタッフがロビーフロアまで誘導してくれました。

チェックイン時には館内のこと、温泉のことなどを丁寧に説明してくれました。

その間、荷物は既に部屋まで運んでくれてあり、最初から至れり尽くせりといった感じでした。

 

 部屋のこと

通された部屋は予約してあった通り、6階の和洋室でした。

でも、8畳の和室しかなくて洋室はどこ? と思ったら何と、入ったところのすぐ右手にドアがあって、そこが部屋になっていてシングルベッドが2台が並んでいたのでした。

小さなドアの向こうは窓なしの洋室になっていて、ちょっと変わった造りでした。

天気はそれほど良くなかったのですが、窓からは回りの山々が霞んで見え、目の前には紅葉したナナカマドの木もありました。

 

 温泉のこと

早速、宿の自慢の温泉に入ってみました。

硫黄の臭いが満ちている木造のお風呂で、強酸性の硫黄泉がかけ流しになっていました。

乳白色の濁り湯ですが、実は湧出時は無色透明なのだそうです。

温泉が空気に触れると酸化し、時間の経過と共に白濁した濁り湯になるとのことです。

また、強酸性泉なのでピリピリすると思ったのですが、全くそのようなことはなく、意外に入りやすい温泉でした。

 

広くて大きな窓には「五感の湯の由来」が書いてありました。

ドアの向こうには露天風呂もありました。

 

内湯と同じ泉質、ちょっと熱めのお湯でしたが、露天風呂なので気持ちよく、回りの木々を眺めながらゆっくりと入りました。

 

次は宿泊プランに入っている1回無料の貸切風呂です。

入れるお風呂はいくつかあったのですが、一番広いお風呂を選びました。

木の香りと硫黄の臭いのする3~4人ほど入れる、こぢんまりとしたお風呂でした。

 

 食事のこと

夕食・朝食とも食事処で個室でいただきました。

テーブルには最初に地元の野菜で作られた前菜、お刺身、芋煮、そばがきなどの料理が所狭しとセットされていました。

そしてメイン料理の蔵王牛200gのフィレステーキは、頃合いを見計らって出してくれたのですが、柔らかくてとっても美味しくて、満足でした。

その他の料理については山形ですから、芋煮も味付けがちょうど良くて、これもまた満足。

宿の名物のそばがき(素揚げしたそば団子のスープ)も珍しいものでした。

最後のデザートは”つや姫”のジェラート。

お米のジェラートは初めてで、ちょっとお米の粒が残っているような感じでした。

朝食も小鉢がたくさん並び、焼きたてのクロワッサンもありました。

夕・朝食とも料理長の名入りの丁寧なお品書きが添えられていて、そこから素材へのこだわりが強いことが感じ取れました。

 

 温泉、料理、接客とすべてにおいて期待を裏切らない、イメージ通りの宿で、できたら連泊したいと思えるような宿でした。

何といってもバスターミナルのすぐ目の前にあるので、とっても便利です。

 

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加仁湯(再訪)

2024-10-30 07:00:00 | 温泉・宿

奥鬼怒4湯の中の一つ、「加仁湯」に行ってきました。

奥鬼怒4湯は、加仁湯、八丁の湯、日光澤温泉、手白澤温泉の4つで、泉質の異なるそれぞれの温泉に1軒ずつの宿があります。

その中の「加仁湯」はにごり湯など、泉質が異なる5本の自家源泉を所有していて、温泉が自慢の『秘湯の一軒宿』です。

奥鬼怒温泉郷は環境保全のためマイカーの乗り入れが禁止されています。

だから4軒の宿に行くためには約4.5kmの山道を歩いて行かなければなりません。

ところが加仁湯と八丁の湯は宿泊者のみ送迎バスがあるので、山歩きができない人も気軽に行くことができるのです。

 


 女夫淵温泉駐車場からの送迎バスは8kmの林道を走って、玄関前に到着しました。

玄関の右側には誰でも自由に渓谷を眺めながら利用できる足湯がありました。

おなじみの提灯のぶら下がった玄関です。

玄関を入ると正面がフロント、その前にはソファーが置いてあるロビーと売店があり、左手には囲炉裏の部屋。

囲炉裏のある部屋はこの辺りに生息する動物の剥製がたくさん置いてありました。

山奥の宿なのですが、結構大きくて客室数は52室もあります。

建物も本館と積善館は鉄筋4階建て、あすなろ館は木造2階建てに分かれています。

渓流沿いに建っているため、玄関のある場所は本館の2階で、1階はお風呂や食事処になっています。

用意された部屋は本館2階でしたので、フロント後ろから両脇に部屋がある長い廊下を進みました。

 

 

廊下の一番奥、お風呂に近い部屋で、10畳に踏込みのある和室でした。

 

[部屋の窓から見える紅葉]

紅葉も最盛期だと言われましたが、残念ながら今年の紅葉はイマイチのようでした。

加仁湯のオーナーは「今年は寒暖差がなくて、赤い色が出ない」と嘆いていました。

それでも部屋から見える切り立った柱状節理に映える紅葉は素晴らしいものでした。

 

 温泉のこと

加仁湯は温泉を楽しむ宿です。

5本もの源泉がありますから、お風呂の数も多くて温泉三昧です。

男女別に洗い場とシャワーのある内湯があり、その他はすべて露天風呂です。

その中で第一露天風呂だけが女性専用ですが、その他のお風呂は混浴です。

そして、露天風呂のすべてに洗い場やシャワーなどはありません。

 

[第一露天風呂・女性専用]

すぐに第一露天風呂へ。

まだ明るい内だったので、目の前の赤・黄の木々を眺めながら入りました。

ほのかに硫黄の匂いが香る白濁したとっても良いお湯でした。

宿泊者は同年代が多いようで、初めて会った人同士でも和気藹々と話しながらお長々と風呂を楽みました。

 

『第三露天風呂』

混浴の濁り湯です。

脱衣所は男女別になっているので、入り口は別々、お風呂は混浴です。

男性専用の露天風呂がないので、いつでも誰かが入っているようです。

でも、1人2枚のバスタオルが用意されていますので、バスタオルを巻いて入っても良いことになっています。

 

温泉三昧です。

次は『ロマンの湯』にも入りました。

[ロマンの湯の入り口にあった看板]

 

『ロマンの湯』には源泉の違う5つの小さな湯船があって、”利き湯”を楽しむようになっています。

4種類の泉質の温泉をそのまま小さな湯船に流し込んであります。

白濁した温泉、硫黄分を含まない透明な温泉など成分の違う温泉が4種類あります。

温度もそれぞれ違うので、入り比べるのも面白かったのですが、ここも混浴なのです。

だから、誰もいないのを見計らって入りました。

外は既に暗くなっていたので、星がとてもきれいに見えました。

星を眺めながら温泉に入りました。

このように板塀で囲まれた小さな湯船が5つ並んでいます。

2~3人しか入れないような小さな湯船です。

 

『内湯』

 

内湯は1階にあり、ここだけが洗い場やシャワーがあります。

 

この他にも渓流沿いに『第二露天風呂』、『かもしかの湯』、『貸切風呂』などがありますが、1泊ではとても回りきれませんでした。

 

 食事のこと

食事は全員が一緒に、1階の広間でいただくようになっていました。

長テーブルがグループごとに区切られていました。

食事内容は山菜が中心で、あまり手作り感はなくて少し物足りなさがありましたが、温泉湯豆腐などそれなりの工夫はされているようでした。

山奥ということもありますので、仕方ないと思います。

 

 加仁湯は温泉を楽しみに行くところです。

人里離れた秘境の温泉に入りたい人にはオススメの場所です。

山歩きすることもなく、誰でも気軽に行けますから。

冬も送迎バスが運行されていますので、雪見風呂も趣があっていいかもしれません。

 


 

 翌朝、送迎バスを遅い時間にして、すぐ近くの八丁の湯まで散策しました。

昨日来たときよりも木々の紅葉が鮮やかになっているのが分かりました。

[加仁湯付近の紅葉]

 

 

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