『あいみょん』の歌のタイトルで一躍有名になった「マリーゴールド」だけど、この花はずっと昔からあって、渡来は江戸時代。
子どもの頃住んでいた海辺の町には海の近くに松林があった。
この松林の中にちらほらとマリーゴールドが咲いていた。
今考えてみたら、その近くにあった大根畑に緑肥として植えてあったものが畑から脱出して松林に根付いたのかもしれない。
当時、三浦大根で有名な三浦半島では、夏の間は畑でマリーゴールドを栽培し、緑肥にして冬の大根栽培に活かしているということが有名だった。
大根畑の持ち主はそれを真似したのかもしれない。
さて、マリーゴールドに話を戻すと、この花は大きく分けて3種類に分かれる。
花壇でよく見かけるのがフレンチ種、花や株が大きくて切り花に向いているアフリカン種、葉が細く、小さな切れ込みが入っているのが特徴のメキシカン種がある。
写真はすべて花壇などで良く見かけるフレンチ種。
それでもオレンジや黄色、混合色、八重咲、一重咲きと様々な種類がある。
学名: Tagetes
英名 :marigold
別名: コウオウソウ(紅黄草)、クジャクソウ(孔雀草)、マンジュギク(万寿菊)
科名・属名 :キク科 タゲテス属
原産地 メキシコ、中央アメリカ