ウォーキング途中に見つけた植木鉢の中の濃いピンクの花。
鮮やかな色が目に入ってきたので、思わず近づいてしまった。
もう少し時が経てばこの色のような花も多くなるけれど、まだ寒いこの時期にはとっても目に付く鮮やかな濃いピンク色。
正式名は「シレネ・カロリニアナ」。
でも、流通名は「シレネ・ピンクパンサー」。
これは花の色がアメリカのアニメ「ピンクパンサー」を連想させるからだとか。
もう一つの流通名は「シレネ・スパニッシュフラメンコ」で、こちらはその名前の由来が見つからなかったけれど、花を見ると何となく分かる様な気もする。
花はシレネ類の他の品種のムシトリナデシコ(シレネ・アルメリア)やフクロナデシコ(シレネ・ペンデュラ)などと似ていて、ガクには縞模様があるのも同じ。
この花は比較的育てるのが簡単らしい。
そして、花付きが良く、枝が横にどんどん伸びるようなので、地植えにしておけば芝桜などと同じように、春には一面のピンクのカーペットが見られるかもしれない。
[2022年4月12日撮影]
学名:Silene caroliniana Walter
英名:Wild pink、 Carolina campion
別名・シレネ・ピンクパンサー、シレネ・スパニッシュフラメンコ
科名・属名:ナデシコ科 シレネ属
原産地:北アメリカ
似ている花
[ムシトリナデシコ(シレネ・アルメリア]
別名はコマチソウで、茎上部から粘着性の液汁が出てベタベタする。
[フクロナデシコ(シレネ・ペンデュラ)]
花弁は5枚で、それぞれが2裂する。