花ではなくて虫の、それも蜘蛛のことです。
蜘蛛の画像があります。
嫌いな人はスルーしてください。
川沿いの遊歩道を歩いていた時に、ちょっと変な形の葉っぱが目に付きました。
ススキのような長い葉っぱの途中が丸まっていたのです。
このように1枚の葉っぱの途中が丸くなって中に何か入っているようでした。
そのような葉っぱがあちこちに見られたのです。
そうなると中に何が入っているのか、見たくなってしまいますよね。
葉っぱを引っぱって、平らにしてみました。
そうしたら何と、中から出てきたのが黄色っぽいクモと卵でした。
葉っぱの中に巣を作っていたようです。
虫には全く興味が無いのですが、見たり触ったりするのは平気です。
それで、珍しいと思い調べてみました。
驚きました!!
このクモは毒グモだったのです。(触らなくて良かった)
--- カバキコマチグモ(Wikipediaより) ---
カバキコマチグモは、フクログモ科コマチグモ属に属するクモ。
体が黄色いことからカバキ(樺黄)、オスの頭胸部は朱色。
オス・メスとも体長10-15mm程度。
黒く大きな顎を持つことからクチグロとも呼ばれる。
日本全土、朝鮮半島、中国に広く分布する。
在来種中で最も毒が強く、国内のクモ刺咬症例の大半を占める毒グモでもある。
ススキなどの大型のイネ科の植物の葉を巻いて巣にする。
いわゆるクモの巣は張らず、夜間草むらを徘徊して昆虫などを捕食する。
子グモは生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまうので母グモは30分程度で絶命してしまう。
恐ろしいクモだったのですね。
親グモに噛まれると、激痛を伴って赤く腫れたりするそうです。
見つけたら咬まれないように注意してくださいね。