日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

カバキコマチグモ(樺黄小町蜘蛛)

2023-06-27 07:00:00 | 昆虫

花ではなくて虫の、それも蜘蛛のことです。

蜘蛛の画像があります。

嫌いな人はスルーしてください。

 

川沿いの遊歩道を歩いていた時に、ちょっと変な形の葉っぱが目に付きました。

ススキのような長い葉っぱの途中が丸まっていたのです。

このように1枚の葉っぱの途中が丸くなって中に何か入っているようでした。

そのような葉っぱがあちこちに見られたのです。

そうなると中に何が入っているのか、見たくなってしまいますよね。

葉っぱを引っぱって、平らにしてみました。

そうしたら何と、中から出てきたのが黄色っぽいクモと卵でした。

葉っぱの中に巣を作っていたようです。

虫には全く興味が無いのですが、見たり触ったりするのは平気です。

それで、珍しいと思い調べてみました。

驚きました!!

このクモは毒グモだったのです。(触らなくて良かった)

 

--- カバキコマチグモ(Wikipediaより) ---

カバキコマチグモは、フクログモ科コマチグモ属に属するクモ。

体が黄色いことからカバキ(樺黄)、オスの頭胸部は朱色。

オス・メスとも体長10-15mm程度。

黒く大きな顎を持つことからクチグロとも呼ばれる。

日本全土、朝鮮半島、中国に広く分布する。

在来種中で最も毒が強く、国内のクモ刺咬症例の大半を占める毒グモでもある。

ススキなどの大型のイネ科の植物の葉を巻いて巣にする。

いわゆるクモの巣は張らず、夜間草むらを徘徊して昆虫などを捕食する。

子グモは生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまうので母グモは30分程度で絶命してしまう。

 

恐ろしいクモだったのですね。

親グモに噛まれると、激痛を伴って赤く腫れたりするそうです。

見つけたら咬まれないように注意してくださいね。

 

 

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アオバハゴロモ(青羽羽衣)

2022-08-14 07:00:00 | 昆虫

暑くとも毎朝1時間ほどウォーキングは続けています。

歩きながら道端の草花や庭に植えてある花や木などを見ていると、季節を感じ取ることができるんです。

でも、植物の他にも季節を感じられるものがあるんですよ。

それは空に浮かんだ雲の形だったり、風だったり、虫だったり、虫の鳴き声だったりと様々なんです。

今日は聞き慣れないセミの声を聞きました。

ミンミンゼミやヒグラシじゃなく、「シーシー」といった感じの声で、これは関西地方に多いといわれている「クマゼミ」の声。

ここは関東なのに、「クマゼミ」が進出してきているんですね。

その他にも今日は虫を見つけました。

それがこの虫。

 

 

虫に関しては全く無知なので、早速調べてみました。

 

 

「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」は、カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の昆虫である。

薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。

成虫は宿主植物の細い茎に止まっており、往々にして複数個体が集まっている。

幼虫もその近くにいることが多い。

ゆっくりと歩き、驚くと跳躍し、そのまま飛び去る。

(Wikipediaより)

 

 

「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」って、名前なんですね。

この虫は子どもの頃からよく見ていたんですが、名前は知りませんでした。

確か「ハト」と呼んでいたような記憶があります。

透明感のある薄緑色の羽をピンクで縁取って、とってもきれいな虫なのに、害虫だってことも初めて知りました。

樹木の汁を吸ってしまうので害虫に指定されているようです。

じっとして全く動かないのは汁を吸っているのかも。

気が付くとあちこちの枝に一列に並んで、全部がずっとじっ~としているんです。

この虫は5月ごろに孵化して幼虫となり、夏の後半には成虫となるらしいので、ちょうど今頃見かけるんですね。

 

 

白い綿のような物の中に幼虫がいて、「しらこばば」という名前になっているようです。

日本、台湾、中国に分布していて、ラテン語の学名が「Geisha distinctissim」。

何とそこに「Geisha(芸者)」が入っているのは何故?

きっと、成虫の羽の様子が着物を着ているように見えるのかもしれませんね。

 

 

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