とっても懐かしい「クワの実」を見つけました。
昔はよく見たのですが、最近ではほとんど目にすることがなくなってしまった、クワの実です。
クワの実はカラフルです。
最初は白くて、だんだんと赤くなり、完全に熟すと赤黒くなります。
小さな粒がたくさん集まって1個の果実になるのはラズベリーなどの他のベリー類と一緒です。
最近ではおしゃれに英語で『マルベリー』とかフランス語で『ミュール』などと呼ばれていますが、クワはやっぱり”クワ”がいいですね。
とっても懐かしい「クワの実」を見つけました。
昔はよく見たのですが、最近ではほとんど目にすることがなくなってしまった、クワの実です。
クワの実はカラフルです。
最初は白くて、だんだんと赤くなり、完全に熟すと赤黒くなります。
小さな粒がたくさん集まって1個の果実になるのはラズベリーなどの他のベリー類と一緒です。
最近ではおしゃれに英語で『マルベリー』とかフランス語で『ミュール』などと呼ばれていますが、クワはやっぱり”クワ”がいいですね。
長い花茎に小さな花が連なって、シソに似た姿の「カラミンサ」です。
花壇などに咲いていても、花だけを見ると唇形花なので、同じような形の花のサルビアの色違いだと思ってスルーしてしまいそうです。
でも、こうして葉に白い斑が入っていると”何となく違っている”ことが分かって、目に留まるかもしれませんね。
これは「カラミンサ・グランディフローラ」という品種で、一般的なカラミンサよりも花が大きいのが特徴です。
また、グランディフローラでも葉に斑が入っているものは、カラミンサ・グランディフローラ”バリエガータ”という名前になっています。
バリエガータは斑入りという意味です。
葉からはミントと同じような爽やかな香りがします。
日本では一般的ではないのですが、ヨーロッパなどでは普通に料理用スパイスとして利用されたり、ハーブティーとして飲まれていたりするようです。
宿根草でとても丈夫、手もかからず、植えっぱなしにしても翌年にはこんもりとした株になるようです。
[カラミンサ・ネペタ]
一般的に、カラミンサというと、グランディフローラではなく、『カラミンサ・ネペタ』を指すようです。
ネペタの方は、全体的に小さく、花の大きさは1.5cmほどしかありません。
花色は、白・ピンク・淡紫色があります。
[カラミンサ・グランディフローラ]
学名:Clinopodium grandiflora(Calamintha grandiflora)
英名:Larage-flowered calamint
別名:カラミント
科名・属名:シソ科 トウバナ属
原産地:南ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア
ウォーキングコース途中に、広い洋風の庭があるお宅があって、その庭は芝生が広がり、隅には岩を配した花壇が造られていました。
その花壇には「サルビア・ネモローサ」だけが植えられていて、そこだけが紫一色に染まっていました。
すべての株が大きく育っていて、立派なものでした。
紫色の花が一面に咲きそろっていたのですが、陽当りの良い場所にあった株はもうそろそろ花が終わりかけているように見えました。
同じ場所でも陽の当たるところと陰になるところでこんなにも違ってくるとは、ちょっとびっくりです。
[サルビア・ネモローサ ”カラドンナ”]
これはガクも花も濃い紫色なので、サルビア・ネモローサの中でも特に人気のあるの『カラドンナ』という品種です。
サルビア・ネモローサは、『ネモローサセージ』とも呼ばれ、その特徴は、草丈は30~60cmほど、全体の姿はドーム状になります。
茎の頂部に花序を出し、小さな花を穂状に多数咲かせ、花はシソ科の特有の唇形花、花色は青紫、ピンク、白花などがあります。
葉の特徴は細長く、縁に鋸歯があって表面には皺があります。
カラドンナ以外のネモローサも咲いていたのを見つけました。
写真左のピンクがローゼンウェイン(Salvia nemorosa ‘rosenwein’)、赤紫色のガクとピンクの花が特徴です。
そして、写真右の白花がスノーヒル(Salvia nemorosa ‘snow hill’)、明るい緑色のガクに白い花です。
学名:Salvia nemorosa
英名:Woodland Sage、Balkan Clary
別名:ウッドランドセージ
科名・属名:シソ科 アキギリ属
原産地:ヨーロッパ、西アジア
近所の公園に咲いていた花、「ディエテス・ビコロル」です。
毎年4月ごろから咲き始めて、長い期間咲き続けています。
南アフリカ原産のアヤメやアイリスに似た花です。
ディエテス・ビコロルという名前は、2ヶ国語の組み合わせで、“ディエテス(Dietes)” はギリシャ語で「2つの」という意味、“ビコロル(bicolor)” はラテン語で「2色の」という意味だそうです。
でも、公園での名札は『アフリカ・アイリス』となっていました。
この花は英名では『African iris』なのだそうです。
やはり英語名の方がなじみがあるし、分かりやすいからなのかもしれません。
名前についてはもう一つあります。
この花は沖縄地域でよく見られるし、シャガに似ているからと、『沖縄シャガ』や『琉球シャガ』とも呼ばれています。
明るいクリーム色の6枚の花弁にオレンジ色に縁取られた紫色の斑紋が、ちょっと人の顔のようで、面白くて目を引きます。
学名:Dietes bicolor
英名:African iris
別名:Yellow Wild Iris、Peacock flower
科名・属名:アヤメ科 ディエテス属
原産地:南アフリカ
珍しい花が咲いていました。
鉢植えになっていた「シレネ・ユニフローラ」です。
別名で『浜辺マンテマ』と呼ばれているように、元々はヨーロッパの海沿いの崖や砂地などに自生していた花らしいのですが、園芸品種として日本に入ってきたようです。
この花のもう一つの名前が『ホテイマンテマ』です。
花の下にある膨らんだ部分がホテイアオイと同じに見えたからでしょうね。
この部分はガクが変形したものです。
淡緑色~淡いピンク色をしていて、赤紫色の脈が入っているのが特徴です。
花期は4月~6月。
伸びた茎の頂部から、花弁5枚の花を咲かせ、その花弁はそれぞれが深く2裂になっています。
花色はピンクの他に白もあり、葉もクリーム色で斑が入る品種もあるようです。
学名:Silene uniflora
英名:Sea campion
別名:ホテイマンテマ、浜辺マンテマ
科名・属名:ナデシコ科 マンテマ属
原産地:ヨーロッパ