マエストロ・飯守泰次郎様の魂魄の指揮に心底圧倒された!
還暦ぐらいで老人風をふかして、自らを慰めるようないじけた精神を反省させられる。
若々しさと力強さ、がワーグナーの楽劇に挑んでいく迫力とあいまって、久々に昂揚した。
オーケストラ、合唱ともに最高のものを出し得ていた、そのハーモニーをみちびくマエストロにブラボー!
な演奏会だった。
ティアラ江東大ホールは演歌からバレエ、あらゆるジャンルをこなすステージだけれど、
今日のティアラはクラッシック専用ホールの面持ちで心なしか凜とした風情を感じた。 . . . 本文を読む