ソイル(土)のことを心にとどめて仕事がなされるなら、浪費はあり得ないだろう。
自然界に無駄はない。欠乏は土壌の消耗によって引き起こされ、消耗は浪費によって
ひきおこされる。
もし私たちが再利用し、リサイクルし、資源を補給し、配慮と節度をもって資源をつかうなら、
欠乏は起こりえない。
豊かさは自然の法則である。
「すべての人の必要を満たすに足るものが世界には存在するが、誰もの貪欲を満たすに足るものは存在しない」
とガンジーはいった。
「貪欲と浪費」「配慮と節度」の鍵となる三つの概念として以下のことにも言及しています。
「ヤグナによって土を育てること、ダーナによって社会を育てること、タパスによって自己を育てること」
ヤグナとは施肥や休耕や植林。ダーナは与えること、自分の才能、労働、知識を社会に対する贈り物として返すこと。
タパスとは具体的には学問、断食、瞑想、沈黙、休息、自然の中に身をおき、自らを育てる事。
としており、ことにソイル(土)をそだてることの大切さをうたっており、いのちの循環の
根幹にあるものは土を育てる事!そして、豊かな土をはぐくむのは菌ちゃんこと微生物です。
と言うことで私も日田郎クンの中で微生物クンたち菌ちゃんが発酵分解させて出来た堆肥土に
二十日大根の種を蒔いてみた。
このミドリの小さな芽は果たして二十日大根の芽なのだろうか、、それとも堆肥の中に混じっていた何物かの種から芽生えたものなのか、、
成長が待たれる
このプランターが二十日大根で一杯になることを夢見ている。
生ごみ堆肥化する際にこのスチールステンレスキッチンポットを台所に置いておき、その中に生ごみを2~3日ためておく。
ある程度たまったら日田郎プリモに投入する。
スチールステンレスキッチンポットは欠かせないアイテムなのだが、いかんせん手に入りにくくチト高い、、
地元江東区で適切な容器が安価に手にはいるのならそれに越したことはないのだけれど、、
日田郎プリモクンの中の土を掘り起こす
昨年の10月からはじめ、はや6ヶ月 生ごみは1/100に減容されるとはいえやはり多少容量がましてくる、
なのでその時は一時保管として別バケツのようなものに土を少しとりわけておく。
そこに生ごみをどぼどぼと投入し土をかぶせかけ、良くかき混ぜて微生物クンがなじむようにする。
チョット根粒状の土くれになるが良くかき混ぜてほぐしておくとと良い。
そして最後にスチールステンレスキッチンポットをよく洗い、また台所に設置しておき生ごみをためてゆく
これを繰り返してゆくだけで、燃やすごみの大半は消え失せてゆく。
つい先日その堆肥で育てたほうれん草とカブを戴き茹でたり炒めたりして頂戴したけれど滋養タップリで
オイシカッタ! ソイルを育むことの素晴らしさを実感した。
ソイルをそだてるには
ヤグナもダーナもタバスも必要不可欠、
このことは311以後の私たち日本人に多くの事を呼び覚ましてくれる概念のように思えてならない。