侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

月下美人と思いきやクジャクサボテンでした

2010-06-07 22:09:23 | Weblog
クジャクサボテン属(孔雀仙人掌属)とはサボテン科の属の1つ。
学名はEpiphyllum。ラテン名のままエピフィルム属ということも多い。
原種は中南米に十数種程度分布する。通常、目にするのは複雑な交配をした園芸種が多い。
花期は5~6月頃で、花色は赤、黄、白など。
クジャクサボテン属の種は一般にクジャクサボテンといえるが、
いくつかの野生種を交配して作られた雑種の園芸系統E. hybridを特にクジャクサボテンと呼ぶこともある。

 これが真相でした。確かに人知れず、夜陰に紛れて咲くところはゲッカビジンと同じ習性らしい、、

 だあ~れもみていないところで最高の美しさを誇っているところを、垣間見た瞬間、なんだか、
 えっ!いいの~~、、微妙な心境。
 仕残した感覚と夜陰に紛れてさく、クジャクサボテンには何の関係も無いはずなのだが、

 なんだかだまって闇の中で開き続けている花の存在がわたしの仕残し感という澱を流してくれているような、、
 
 絵がかけるのなら、そのシュールな感覚を描きたい!とも思うが、、

 夜の闇と燃えないごみの袋に何十個とおしこまれていた、缶類、、(多分、事業系なのかな、、でもシールは貼られていなかったなあ、、)、沢山の蕾の中で一つだけ、コウコウと花開くクジャクサボテンとトマトとポテトとタマネギの
 サラダ、、そして 近代建築セレクションの写真集、、
 が微妙に空間にさまよい、シャガールの絵のように、牛の横向きの顔から泪がながれていて
 半月がかかっている、、そんな絵

 牛といえば、宮崎県の大勢の牛さん、ブタさん、あなたたちを心から悼みます、、

 本当に切ない話です。
 
何故あなたたちは死ななければならなかったのか、、宮沢賢治の「フランドン農学校の豚の」の心境を重ねてしまった。
 殺されて行く牛たちも豚もどんなにかせつないだろう、、と
 私たち人間の食生活の為の犠牲者といえなくもないような、、今、日本で生きている牛も豚も本来の
 牛らしい時間、豚らしい時間をすごしていないのじゃないだろうか、そのストレスが口蹄疫という病を
 持ち込むのではないかと、、あまりに飛躍し過ぎた考えだとは思うけれど、そんな風にわたしには
思えて仕方のないことだ。

 今朝は、育たなかった、雀の赤ちゃんの亡骸を埋葬し、墓石をたてた、、

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