侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

区民まつりが終わった、、、

2009-10-20 00:53:56 | Weblog
 ここ数年は区民まつりと言えばごみ分別ステーションの運営で9月、10月はその打ち合わせ、説明会で
多忙を極めていたのに、役所に行く回数も数段、少なくなり、言いしれぬ侘びしさがあった。
何かに関わり続けると言うことはそれなりに大変な事もともなうが、
それに勝る充実感もあったのだなあ~と今更ながらに思う。

 しかし、人間引き際も肝心でその事に拠って新たな展開も生まれる。
 これまで積み重ねた来た事がしっかり成果として実を結んだのだとも言える。

 リユース皿やさんは始めた当初は殆どの人から見向きもされなかったが
今年はお店自体が当たり前の様に協力してくださり、来場者にもじょじょに浸透していることが伺えた。

 数年ぶりに♡Green・Upの十八番であるちょっと演劇的要素が振りかけられているワクワクするブースを二つ展開した。

 若い人たちも助っ人に来てくれたし、
やっている内にすっかりなじみになったお向かいのブースの女の子は
内のブースの子ども店長として大活躍をしてくれた。
「2回やると子ども店長になれるよ!」と他の子ども達を勧誘までしていた。

  「江東区新分別釣り堀」も「エコな楽器で音楽隊」も
 午前中は暇であなどっていたが終盤近くで思わぬ大盛況!!

 ハメルンの笛吹宜しく、沢山の子ども達がつながって歩くのはチンドンヤさんのようでもあり、
 最初は、ちょっとはにかんでいるけどだんだん、嬉しそうな表情になる。

 整列して行進する楽隊ではない即興の音楽隊、それも
まあ辛うじて自分が作った楽器で、なんだかしらないけど終わると
地球防衛隊員の卒業証書がついてくるという
脈絡のないファンタジーな世界にこども達は引き込まれ、ファンファーレと共に
卒業証書が授与される。
 普段の暮らしではあり得ない事が次々に展開するおもしろさ!

そう言う世界に生きている時の子どもの心ってすごく軽く、桃色にふくらんでいる気がする。

 今の時代ではなかなかそのような空気感が共有し難いので
そんな時と場をクリエイトするのは無性に楽しい!!

 子ども達の心の中に何か芽吹くものを感じる、、

 それが生きる希望だったり、勇気や愛のちょっとした滋養になってくれるだけで十分だ。

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