前回の後に、鎖多組合の板鼻宿年番助蔵からはじめ三ノ倉、
高崎、安中などの主な幹部の名が連記されている。
いずれも処刑に出勤した者である。
帯刀人板鼻宿
年 番 助 蔵
〃 半三郎
当 所 惣右衛門
三ノ倉 源 助
高崎小頭 小三郎
〃 味右衛門
豊岡小頭 久兵衛
安中行事 孫 八
〃 伊之助
福島宿小頭 長十郎
煩ニ付名代
勘 助
東上芝 三十郎
西上芝 滝右衛門
箕輪村小頭 喜左衛門
磯部村小頭 三右衛門
草津小頭 三右衛門
次第不同
と認めらる。最後に、代官手代安本、秋葉、八州出役の
渡辺ほか三名の名があるが、これは第二冊と同じである。
続く