学術論文にたとえわずかでも作為やデータの改変を加えることにあっては、為らないはずだが、
皆無とはいいきれないようである。現にそれか問題になって新聞などに報道されることが、
まま起きているのが現実である。しかし内容の大半が創作ないし捏造などいう論文は、
古今にそうはないのではないか『サンカの社会』(もとになった博士の表題は「サンカ社会の研究」は
実は、そのきわめて珍しい例にほかならないのである。
それを裏付ける証拠は 同書のはか やはり三角による『サンカの社会資料編』『山窩物語』に、
収録されている合わせで一三〇枚の写真と、それに付された説明などの中に豊富に見出す事が、
できる。
つづく
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