
おやすみ、かあさん
12月4日 あうるすぽっと
作:マーシャ・ノーマン
翻訳:酒井洋子
演出:青山真治
出演:白石加代子、中嶋朋子
2時間後に自殺すると宣言する娘とそれを止めようともがく母。
娘と母との会話から、2人のそれぞれの置かれている状況は見えてくるが、娘が死を選ぶ具体的な理由は見えてこない。
生きる理由がないから死を選ぶような感じ。
日常のちょっと先に死があるような感じ。
娘の心の穴の埋めようのない大きさに、母も観客も、ただただ絶望するだけ。
かと言って、自殺を美化するわけではなく、残されたものの悲しみが強く印象に残りました。
10年ほど前に、白石加代子×渡辺えりで観たことがあります。
そのときの印象と今回の印象はちょっと違いました。
今回の方が、なんとなく上品なイメージでした。
もちろん演出も違うけれど、女優のキャラクターの差なのでしょうか…
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