わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

救いたい

2015-07-24 22:29:28 | 映画

救いたい
2014年11月22日 新宿ピカデリー

原作:川村隆枝
脚本:古田求
監督:神山征二郎
出演:鈴木京香、三浦友和、貫地谷しほり、渡辺大、土田早苗、堀内正美、宅麻伸、中越典子、藤村志保、津川雅彦

外科医の影にかくれてしまうが、手術には麻酔科医が必要。

東日本大震災から3年後の被災地で、仙台の医療センターで麻酔科医長を務める川島隆子。
その夫貞一は、仙台で開業医をしていたが、震災後、被災地で診療所を始めた。

医師も患者も、震災により心に傷を負っている。
その心に寄り添うように、患者を見守る夫婦。

離れて暮らしていても、互いに思いやる心。

地味だけど暖かい、こういう映画が必要なんだと思いました。

自衛隊が行方不明者を探す場面、仮設住宅で暮らす人々の不自由さ、淡々と描かれているが、震災は過去のことではなく現在も続いているのだ、と心に刻みました。





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