一月の声に歓びを刻め(完成披露上映会)
2024年1月18日 テアトル新宿 C列11番
脚本・監督:三島有紀子
出演:前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平、原田龍二、松本妃代、長田詩音、とよた真帆
何の予備知識もなく…
カルーセル麻紀が10年ぶりに映画出演ってことで見てみました。
と言っても、カルーセル麻紀に何の思い入れもありませんが…
北海道(洞爺湖・中島)、八丈島、大阪(堂島)を舞台にした三つの物語からなる映画。
それぞれの主人公に繋がりはなく、喪失と再生を感じました。
カルーセル麻紀は、性的暴行事件の被害者になり自殺した娘を失ったことにより、女装して暮らす父親。
哀川翔は、交通事故で妻を失い、男手一つで娘を育てた父親。
前田敦子は、幼児期に性被害にあいトラウマを抱えた女性。
見ていてヒリヒリとした痛みを感じました。
特に、前田敦子が被害現場で、花をむしるシーンが印象的でした。
それでも前を向いて生きていく、って強い意志を感じた映画でした。
三島有紀子監督の実体験が反映された映画だったということは、後日知りました。
上映前の舞台挨拶で、カルーセル麻紀が「とにかく寒くて死ぬかと思った。」と言ってました。
ハイヒールのカルーセル麻紀を優しくエスコートする坂東龍汰が素敵でした。
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