温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

イタチ(鼬) ニホンイタチ(日本鼬)かチョウセンイタチ(朝鮮鼬)か!

2020年11月09日 | 動物
① 知人のTさんから「畑の中でタヌキを写した」と写真を送ってくださいました。
 Tさんは、刈谷の北部寄りの地域です。
 私の住む南部では、タヌキを見たことがないです。

② しかし、畑の草地でイタチ(鼬)が2頭いるのを見ました。
 番でしょうか。

③ イタチ(鼬)は、ネズミや鳥、両生類など動物性のものを主に食べます。

④ イタチ(鼬)はニホンイタチ(日本鼬)とチョウセンイタチ(朝鮮鼬)がいます。
 見分け方は、チョウセンイタチは、成体の尾率(尾長/頭胴長)は50%以上であるのに対し、ニホンイタチでは,尾率は40%程度で短いです。
 今回出会ったイタチ(鼬)が、日本か朝鮮か、よく分かりません。 


ニホンアマガエル(日本雨蛙) 色素細胞の変異 青緑色と黄色!

2020年08月25日 | 動物
① まったく雨が降らず、畑の土もカラカラに乾いています。
 ニホンアマガエル(日本雨蛙)も乾燥にじっと耐えています。
 普通、体色は黄緑色です。


② アマガエルは、周りの環境、温度、湿度、明るさなどに応じて皮膚の色素細胞を拡張・伸縮させ、背中側の色を変化させることができます。
 しかし、色素細胞の変異による青緑色の雨蛙がいました。


③ さらに、黄色のアマガエルも見つけました。
 眼は赤くないので、アルビノではありません。


オオトリノフンダマシ(大鳥の糞騙し)のメス カマキリ顔か人面か!

2020年08月08日 | 動物
① 里山の栗も大きくなってきました。
 クリの葉で、とっても奇妙な姿をしたクモ(蜘蛛)を見つけました。

② まず見つけたのは、紡錘状で茶褐色の「卵のう」です。
 この中に、500~600個のクモの卵が入っています。

③ その側に、オオトリノフンダマシ(大鳥の糞騙し)のメスがいました。
 名前は、トリノフンダマシ(鳥の糞騙し)とあるように「鳥の糞に擬態している」という意味です。
 しかし、私には、まるでカマキリ顔か人面かのように見えます。

④ 少し斜めから見てみると、クモ(蜘蛛)だということが分かります。
 コガネグモの仲間です。
 自然の造形は、驚きの連続ですねえ。


シロオビトリノフンダマシ(白帯鳥糞騙蜘蛛)鳥のフンに擬態!

2020年07月16日 | 動物
① ヨシの葉の裏に小さな塊を見つけました。


② シロオビトリノフンダマシ(白帯鳥糞騙蜘蛛)というクモです。
 名前のように、腹部に鳥のフンの白い「尿酸」帯があり、鳥のフンに擬態しています。


③ 横から見ると、脚も見えます。
 ヌルッとしたカタツムリのようにも見えます。


ニホンスッポン(日本鼈)の卵(9個)か?

2020年06月08日 | 動物
① 間もなく雨季に入るという情報で、ジャガイモ(男爵)をすべて収穫しました。
 まず、地上部を抜き取りました。
 すると、浅い土中から白色の卵が出てきました。


② 数えてみると、9個の卵です。


③ 手のひらに乗せてみると、直径2㎝ほどの球形です。
周りは水田ですので、ミシシッピアカミミガメの卵かと思いましたが、ミシシッピアカミミガメは楕円形の卵です。
この球形からスッポン科の亀の卵ではないかと思いました。
孵化すればわかるので、別の場所に移動させ、見守るコトにしました。



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