温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヒメギス (姫螽蟖)の幼虫

2022年05月25日 | 昆虫
① 真っ赤なヘビ苺が美味しそうです。
 しかし、あまり美味しくありません。

② 草むらにヒメギス (姫螽蟖)の幼虫がいました。
黒色ですが、キリギリス(螽斯)に姿形が似ていて小型な(姫)ことから名前が付きました。

③ 胸部後方に見える「白色部」が格好イイですねえ。
食性は草食傾向の強い雑食です。
動物質としては、死骸やアブラムシなどの小型の昆虫などを食べます。


ジャガイモは人類を救う野菜か!

2022年05月24日 | 野菜
① ジャガイモ(キタアカリ)の地上部が倒れ、葉が黄緑色になってきました。
 収穫の時期と判断しました。

② 掘り起こして見ると、結構の量です。
 一袋(2㎏)の種芋から20~25倍のジャガイモができました。

③ ジャガイモは、肥料も少なく、手間暇もあまりかからず、大量に収穫できるので、「人類を救う野菜」ですねえ。
 今日は、小玉のジャガイモを塩茹でし、孫が食べるでしょうねえ。

④ 次は、甘いトウモロコシの収穫が楽しみです。
 第1弾のモノは、すでに花が咲いています。


ザトウムシ(座頭虫) クモではありません!

2022年05月23日 | 昆虫
① 地上を脚の長い生き物が動いていました。
 最初、クモかと思いました。

② しかし、脚が異常に長く、体が楕円形でクモのようにくびれがありません。
 クモの眼は8個あるのに対し、眼は2個しかありません。
 目の位置がわかりにくく、古くは目が無いと思われていたため、「メクラグモ」とも呼ばれていました。
 クモではなく、ザトウムシ(座頭虫)の仲間です。

③ ザトウムシ(座頭虫)の仲間は、約80種類いますが、これは「オオナミザトウムシ」かも知れません。
多くは雑食性で、昆虫やミミズ、虫の死骸などをエサにしており、人体には無害です。 
しかし、異様な感じのする姿で、あまり好まれていませんねえ。


オバボタル(姥蛍) ほとんど発光しない蛍!

2022年05月22日 | 昆虫
① 葉の上にホタル(蛍)らしき昆虫を見つけました。
 しかし、夜行性のゲンジボタルやヘイケボタルと違い、昼行性です。
 しらべると、オバボタル(姥蛍)ということが分かりました。

② すぐに逃げてしまったので1枚しか写せませんでした。
 このオバボタル(姥蛍)は、ほとんど光ることはなく、触覚が発達しており、発光ではなくフェロモンによって配偶行動を行うようです。
 背中の模様が能面の姥(うば)に似ていることから名前が付いたようですが、あまり似ているとも思えませんねえ。


オビカレハ(帯枯葉蛾) 卵から成虫へ!

2022年05月21日 | 昆虫
① 昨日の夕方、花桃の金属製の杭に淡黄色の2つの塊と蛾を見つけました。

② 「ひょっとすると!」と期待し、近づいてみると「オビカレハ(帯枯葉蛾)」の成虫です。

③ 正面から見ると、名前の由来となった翅の「帯」が良く見えます。
 この帯が茶褐色なので、オビカレハ(帯枯葉蛾)のメスです。

④ 真上から見てみると、淡黄色の上端に穴が開いています。
 どうやら、繭の中にいた蛹が羽化し、出て来たようです。

⑤ 成虫を初めて写すことができたので、オビカレハ(帯枯葉蛾)の卵からの変態を紹介します。
まず、成虫はリング状に卵を枝(梅、桜、花桃など)に産み付けます。
卵のまま越冬します。

⑥ 春に幼虫が大発生をし、集団で過ごします。
この幼虫を除去するのに苦労します。

⑦ 分散した幼虫は、繭の中で蛹になります。
蛹は羽化し成虫になります。
来春の事を考え、繭と成虫を簡易バーナーで焼殺しました。


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