喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

レオン(1994) ★★★★☆

2019-11-22 13:42:32 | アクション

TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞。(午前10時の映画祭)

レオン 完全版 [DVD]
ジャン・レノ,ゲイリー・オールドマン,ナタリー・ポートマン
角川書店

監督・脚本:リュック・ベッソン

出演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン

音楽:エリック・セラ

配給:ゴーモン、コロンビア、日本ヘラルド

上映時間:133分(完全版)

 

完全なるロリコン映画。なので少し観るのを敬遠していた。

が、午前10時の映画祭で上映されたのを機に観ることに。

 

観たらナタリー・ポートマン12歳なのに美人すぎるこれはやばい。

ロリコンの夢を具現化したような映画、最後は死んで終わりか。

麻薬局員が麻薬中毒というのはよくある話だと思ったがゲイリーオールドマンの

狂人っぷりがはまりすぎていた。

そういえばこの人、エアフォース・ワンでも悪役演じてたな…

DPAのセキュリティがあんなに甘いとは思えないのですが…

 

事務局オフタイムでは東宝の社員さんがヴァレリアンを絶賛していましたが、

なんでだよ。。と思った

どう考えても本作の方が面白い。

 

以上です

コメント (2)
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ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983) ★★☆☆☆

2019-10-27 22:42:48 | アクション

 

BS-TBSで録画したものを鑑賞。

ネバーセイ・ネバーアゲイン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
ショーン・コネリー,キム・ベイシンガー,クラウス・マリア・ブランダウアー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:アーヴィン・カーシュナー

脚本:ロレンツォ・センプル・ジュニア

製作総指揮:ケヴィン・マクローリー

出演:ショーン・コネリー、キム・ベイシンガー、クラウス・マリア・ブランダウアー、マックス・フォン・シドー

音楽:ミシェル・ルグラン

主題歌:ラニ・ホール

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:134分

 

007の番外編。

007なのにイオンプロが製作していないという異例の作品。

権利関係とかで色々あったらしい。

『サンダーボール作戦』から『スペクター』まで、正規のイオンプロのシリーズではスペクターを出すことができなかったが、本作では権利関係を持つ者が製作に関わっている為、スペクターが登場する。

そして主演を務めるのは初代ボンドを演じたショーン・コネリーである。

もう50代になって老いを感じさせるが、渋くなっていてまた良い。

同時期に公開されたイオンプロの『オクトパシー』と比較すると、やはりこちらは古臭い。初期の007に近い。馬鹿馬鹿しさ満載のロジャー・ムーア作品に対抗したのか? しかし格闘戦とか泥臭くてこれもまた良い。

肝心の007の音楽は権利関係で流れないのだが、ラニー・ホールのBGMも洒落ていて聞き入ってしまう。

また、本家と違って一流の俳優ばかり起用している。後に007のパロディを演じるローワン・アトキンソンまで執事役で出ている。

正直、観なくてもいい作品だと思う。

やはり正規の007には勝てない。

まあ、原作に忠実に作ろうとするとだいぶ落ち着いた出来に仕上がるということなのではないか。

以上 

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007 オクトパシー (1983) ★★★★☆

2019-10-03 17:45:30 | アクション

BS-TBSで鑑賞。

オクトパシー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
ロジャー・ムーア,ルイ・ジュールダン,モード・アダムス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:ジョン・グレン

脚本:リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソンetc

製作:アルバート・R・ブロッコリ

出演:ロジャー・ムーア、モード・アダムス、ルイ・ジュールダン

音楽:ジョン・バリー

主題歌:リタ・クーリッジ

配給:MGM

上映時間:130分

 

6月にBS-TBSでオンエアされていたが、新潟県で大きな地震が発生したために途中で放映が中止されてしまい、途中までしか観ることができていなかったが、8月になってようやく再放送され鑑賞することができた。

本作の悪役の目玉はルイ・ジュールダン演じる謎の富豪カマルである。

ロシア皇帝献上品であるレディーの卵をオークションにて破格で手にしたカマル。園あとをボンドが追う展開。

もう1人がソ連軍の将軍であるオルロフ将軍である。彼は誇大妄想を抱いており、アメリカで核を用いたテロを企てようとしていたが、常にゴゴール将軍に目を付けられていた。

そしてタイトルにもなっている謎の女性、「オクトパシー」である。

カマルはオクトパシーに仕えている存在であった。しかし、実際はカマルはオルロフと共謀し、オクトパシーを利用していただけであった。というわけでオクトパシーはボンドと共闘することになる。

設定によるとカマルは元アフガニスタンの王族で、今は闇商売で荒稼ぎしてるならず者であるとか。

ジョン・グレン監督作のため、本作でもわけのわからないシーン満載である。

カマルの宮殿から逃げたボンドはなぜかジャングルに追いやられ、動物との死闘を繰り広げる。

オクトパシー率いる宝石盗賊団の衣装も忍者みたいで意味不明である。

 

ロジャー・ムーアの敵陣に放り込まれても余裕たっぷりに発するジョークは最高である。インド人の用心棒に向かって「僕と寝酒する?」と誘うシーンには笑った。

馬鹿馬鹿しくて大満足な作品。

以上

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007 トゥモロー・ネバ―・ダイ (1997) ★★★☆☆

2019-09-22 04:45:13 | アクション

BS-TBSで録画したものを鑑賞。

トゥモロー・ネバー・ダイ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
ピアーズ・ブロスナン,ジョナサン・プライス,ミシェル・ヨー,テリー・ハッチャー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:ロジャー・スポティスウッド

脚本:ブルース・フィアスティン

製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ

出演:ピアース・ブロスナン、ジョナサン・プライス、ミシェール・ヨー

主題歌:シェリル・クロウ

製作:イオン・プロダクション

配給:UIP

上映時間:119分

 

ピアース・ブロスナンが007を演じる第2作。

本作における悪役は情報操作を行うメディア王カーヴァー。

イギリスと中国の軍艦同士が衝突するように仕向けるため、自らが所有するステルス艦を使って攻撃を仕掛ける。

衝突をどのメディアよりも早くスクープし、自身の機関紙「トゥモロー」の売り上げ拡大を目論む。

自作自演で世界を支配しようと企むこれまた絵に描いたような悪役。

 

本作では史上最強のボンド・ガールとしてミシェル・ヨー演じるウェイ・リンが登場。

もはやボンドに守られるような存在ではない。

強い、とにかく強い。

 

拷問のエキスパートとして登場するDrカウフマン、やられ方が馬鹿すぎて笑う

 

トリビアとして冒頭のロシアのシーンにて、オウムの村井秀夫をモチーフにしたキャラが登場する(演じてるの日本人じゃないけど)

東京の地下鉄テロ事件で…という説明もあることから、地下鉄サリン事件が世界中を震撼させた事実が伺える。

 

以上

 

 

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007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999) ★★★☆☆

2019-09-21 23:39:04 | アクション

BS-TBSで録画したものを鑑賞。

ワールド・イズ・ノット・イナフ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
ピアーズ・ブロスナン,ロバート・カーライル,ソフィー・マルソー,デニス・リチャーズ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:マイケル・アプテッド

脚本:ニール・パーヴィスetc

製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ

出演:ピアース・ブロスナン、ソフィー・マルソー

音楽:デヴィッド・アーノルド

主題歌:ガービッジ

配給:MGM

上映時間:127分

 

ピアース・ブロスナン主演の第3作。

ボンドガールを大女優のソフィー・マルソーが務める。

本作では冒頭からMI6本部がテロリストによって爆破されるというサスペンス的展開を見せる。

 

 

悪役のレナードは不死身のテロリストとして描かれているが大したことなし。

 

ボンドが女を手にかける(殺人的な意味で)唯一の作品でもある。

007にしてはハードボイルドな展開だったと思う。

黒幕のエレクトラも、ストックホルム症候群でレナードに情を寄せてしまったゆえにダークサイドに堕ちてしまった犠牲者といえる。

MI6にも非があったのである。

『スカイフォール』然り、ジュディ・リンチは絶対的な善と悪、という単純な話ではなく、善が悪を生んでいるという負い目を負う役どころが多い気がする。

 

また、Qを演じるデスモンド・リュウェリンの最後の出演作でもある。2作目から常に登場し続けているって凄い。

本当に役者は交通事故で死亡してしまうため、QからRに引き継ぎが行われるシーンに感涙せざるを得ない

 

そんな中でも馬鹿馬鹿しいシーンは健在で、肩の治療の診断を受けるボンドが女医と行為に及んで任務復帰OKのサインを渡すシーンがある。

誘惑に負けるのが早すぎる。

 

以上

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