TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて鑑賞。
監督・原案・キャラクターデザイン・
編集・撮影・照明・音楽・絵コンテ・
造形・アニメーター・効果音・VFX・
声優:堀貴秀
音楽:近藤芳樹
制作:やみけん
上映時間:99分
朝の情報番組で取り上げられていて、監督は只者ではないと思ったたため鑑賞。
東京は緊急事態宣言につき、ほぼ全ての映画館が閉まっているゆえにわざわざ市川へ。GWだからプラザの人出は凄く、チケット買うのも一苦労。本作にはあまり客入ってなかったが。
人形も含め、ほぼすべての行程を一人で作り上げたそうだ。
製作期間は7年にも及んだとのこと。
新海誠の『ほしのこえ』が、一人で作り上げた作品であることを聞いて一人で製作することを決めたとのことだ。まずは30分の短編を4年間かけて作り上げ、世界的に評価される。
人形作りは本業だから分かるとして、照明や編集も含めて一人でできてしまうのは、常軌を逸している。
三部作だそうだから、今度はもう少しスタッフを雇って2年くらいのスパンで作ってもらいたい。
内容としては、3パートに分かれている。2パート目が退屈で寝てしまった。1パート目には凄く引き込まれたのだが、それ以降世界に没入することができなかった。
出てくるキャラはあいくるしいものばかり、特に3馬鹿兄弟はお気に入りだ。
ちょこちょこ動くのが可愛い。したがってラストは悲しかった。
シリアスでディストピアな設定だが、ギャグが多彩で和やかな雰囲気の作品となっている。キャラが吹っ飛ぶシーンは、とても手間がかかっていることが推測できる。
音楽も非常にマッチしている。
だが、元々字幕版が苦手な私にとっては、いかんせん台詞の量が多すぎて、情報を処理し切れなかった。
上映時間99分がやや長く感じられた。
主人公に感情移入しづらい。それがはまらなかった原因だろう。
以上。続編も完成したら観るかもしれない。