AMAZONプライムにて鑑賞。
監督:鈴木清順
原作・脚本:川内康範
出演:渡哲也、松原智恵子
音楽:鏑木創
主題歌:渡哲也
製作・配給:日活
上映時間:83分
知り合いとDISCORDで音声通話しながら同時再生しようとの試み。
(はにわ会のメンバーと鑑賞。)
鈴木清順監督作は初めて観る。
鈴木清順一推しのいその君曰く、代表作はもっと面白いとのこと。
まあ本作は『東京流れ者』のMVと捉えて観た方が良いだろうby島鉄
ストーリーは観ていても正直よく分からない。やくざ同士の抗争。
全体的にコメディタッチ。
佐世保のアメリカ村のバーのシーンで、愚連隊が大暴れして建物ごと崩壊するシーンはドリフのコントのようだ。
「週刊少年サンデー」を常時読んでおり大笑いしている浜川智子演じる睦子がおかしい。当時はオバQが連載されていた模様。ただ漫画を読んでいただけなのに、殺されてしまうとは・・・
やくざ映画で役者が主題歌を唐突に歌いだすというのがシュールすぎる。
しかし、調べるとどうやらこれは当時よくあった形式の模様。↓
本作は背景が必ず原色一色の部屋で表現されてますし、前衛的なアートに見えなくもないかもな。
実際にこんな部屋ないやろ、て内装ばっか。
台詞もキザなものが多すぎる。
渡哲也が恰好良ければそれでいいのである。
最も活躍していたのは、二谷英明演じる相沢だったが。
続編もあるんですね。観ないと思います、以上。
ロケ地の当時と現在を比較したブログもございました。
佐世保のシーンは横須賀でしたか。
いつぐらいから、登場人物が主題歌を直接歌うシーンがなくなったのか気になりますね。
昔はレコード売るためなのか、ドラマでも謎の挿入歌を歌ってたりしますよね。
渡哲也&東京流れ者のPVなのかもしれません。