西田稔の爺(時事)評論

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日本は北朝鮮に対抗する弾道ミサイルを配備する権利があると内外に宣言する時がきた。

2018-03-10 15:49:40 | 日記
金正恩委員長とトランプ大統領の米朝首脳会談がおこなわれることになり、それに先立ち安倍総理大臣が4月初めに訪米してトランプ大統領と会談する予定となった。
安倍総理はトランプ氏大統領との会談において、米朝交渉の結果として北朝鮮の中距離弾道ミサイルが完全に廃棄されない場合には、日本も自衛のために中距離弾道ミサイルの開発・配備を行わざるを得ないと考えているということを伝え、このことを内外に広く明言するべきである、と私は考える。

しかも、日本が自衛のために北朝鮮のノドンミサイルに対抗する中距離弾道ミサイルを量産・配備する権利を有するという当たり前のことを内外に宣言する時機はまさに今しかないだろう。米朝交渉あるいは多国間協議などが始まってからあとで日本がそういう発言をすれば、日本が合意形成の邪魔をしていると批判され、孤立させられることになる。
ただし、中距離弾道ミサイルを実際に量産・配備する行動を起こすのは今ではない。それは交渉の結果が日本にとって最悪の状況になると判明した時点である。もし早まって行動に移れば、北朝鮮にうまく利用されることになるであろう。
狡猾で利己的な世界のなかで生き延びていくためには、時機を失することなく賢明に行動しなければならない。タイミングが大事である。