西田稔の爺(時事)評論

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東京オリンピックの開催はもはや無謀としか言いようがない。

2021-04-10 18:59:39 | 政治・経済
コロナウイルスの変異型の感染拡大が止まらなくなってきた。コロナ対応病床(医療人員を含めて)の拡大も遅々として進まない。
しかも、頼みのワクチン接種もいまだ医療関係者への接種でさえか完了からほど遠く、3000万人を超える高齢者へのワクチン接種が6月中に達成できる見込みは期待できない。
こういう状況で7月になるとおそらくは2万人(報道関係者などを含めて)にも上るであろうオリンピック関係者が海外諸国から入ってくる。日本のオリンピック組織委員会や政府当局にこれだけの外国人たちを適切にコントロールし、コロナウイルス感染が日本国内で爆発的に拡大するような事態を防止する能力があるとは考えられない。
国際オリンピック委員会の幹部たちにとってはオリンピック開催によって日本で破滅的なコロナウイルス感染の爆発が発生しても、自分たちに責任があるとは思わないであろう。それによる日本社会と国民経済の破滅的事態を回避する責任と、そのためのオリンピック開催中止の決断を行うのはあくまでも日本オリンピック組織委員会、東京都知事、そして内閣総理大臣の役目である。この人々の早急な勇断を期待、いや祈りたい。