今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

いざ大阪!

2011-07-11 23:28:11 | セミナー

日曜日、サンダーバードで大阪より帰還。



なにもかもが、新鮮で楽しい2泊3日だった。


これまでの私は、いろんなことを心配しすぎて、プロセスを楽しめなかった。

たとえば家族旅行でも、乗り遅れたり忘れ物したりせず、つつがなく全ての道程をこなし、
なんのトラブルも無く、帰宅するのが至上命題だった。

アクシデントも旅の醍醐味…なんて、思えない。

だから必要以上に、確認や検索をして、絶対に間違いがないように備えた。

おまけに、いざという時のため、やたらと荷物も多かった。

目的はスムーズな旅程の消化なので、家に帰り着くまで緊張していた。

非日常はそれなりに楽しいが、疲れることのほうが多かったように思う。


ところが、今回、ホテルや時刻表の下調べはしたけれど、
乗る電車はその時の気分で決めればいいや…とけっこう大雑把。

荷物も肩掛けカバン1個だけで、普段バレエのレッスンに行くのと大差ない。

京都で16年ぶりに再会した友人は、開口一番「コロコロは、コインロッカー?」

女が2泊もするのに、コロコロ(車輪のついたスーツケース)を持ってないことに、びっくりしていた。

だって絶対必要なモノは、下着とちょっとお洒落なTシャツ2枚と冷房対策のカーディガン、
あと化粧道具と文庫本くらいだ。

もし何か足りない物があれば、現地で調達すればいい。

車で動くのが基本の金沢とは違って、都会の人はよく歩く。

駅構内も地下道も、階段だらけのはず。

大荷物を引き摺って歩くのは大変だ。


モノは必要な分だけ…、それは住まいだけでなく、旅行荷物にも当てはまる。

断捨離の基本がきっちり浸透してきたなぁ。



荷物は少なめ、スケジュールはざっくりめ、
どんな非日常と出会うのかと、不安でビクビクしているのではなく、
リラックスして待っている感じだったから、
2泊3日の一瞬一瞬が全部、楽しかった。


最初の夜に梅田に出た。

駅を囲むように幾つものデパートがあり、バーゲン中だからか、とても賑わっていた。

ただせっかくだけど、バーゲンにはそそられない。

これといった目的もないのに、
なにか欲しいモノはないかとわざわざ探して歩くのは、なんだか面倒だから。

でも超高級ホテルのロビーやチョコレートのブティックは珍しくて、面白かったし、
劇団四季の劇場があるビルの内部も、迷路みたいで楽しかった。


昼は京都、夜は梅田で、久しぶりの友人に会って、いっぱいお喋りした。

女にとって、お喋りとは、活力そのものだと改めて思った次第。

直前に連絡したにも関わらず、2人の都合がついて、本当によかった。

やっぱり、私は、今回、大阪に来るべき人だったんだなぁ



新大阪の宿に戻ると、ひでこ先生が各地のセミナー主催者さんを紹介してくださった。


大阪のプラチナセミナーには
仙台、足利、熊本、福岡、鹿児島、松江、東京の主催者さんたちがファシリテーターとして参加する。

みなさん、個性豊かで魅力的な方たちばかり。

断捨離には、きっと人を輝かせる効能もあるのだろう。


翌日のセミナーに、否が応でも期待が盛り上がる。

もっとお話ししていたかったけれど、でもとりあえず、明日に備えて早めに寝ることにする。


ホテルに一人で泊まるのも、ちょっと嬉しい。(←中学生か!)

だって家にいたら、夜中まで洗濯したり、弁当の下準備したり、家中の戸締りしたり…で忙しいから、
何もしないで、誰にも邪魔されず、こんなにごゆるりとできる時間は、とても貴重だ。


…でも、一応、家に電話を入れてみた。

何か困ったことはないかと尋ねると、
夫はお中元に届いた鮭をどうしたらいいかと聞き、
子供たちは、別に話す事はないから、電話を代わらなくていいと言う。


ふ~~~~~ん



「君がいないと、家の中は火が消えたようで、子供たちも寂しがっている」…くらい、言えんのか



ま、いいわよ。

別に私が不在でも、全然平気と言うなら、
こっちはこっちで家のことは忘れて、目いっぱいエンジョイするから。


…だが後から考えると、この時、冷たくあしらわれたおかげで、
2日後帰宅するまで、家族のことは全く心配もせず(半ば忘れて)、
プロセスを十分に満喫することができたのであった




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