ただでさえ暑いのに、熱が出た。
すごく肩がこるな~~っと思っていたら、全身が痛くなり、
だるさを感じて計ってみたら、まさかの38度超え。
小さな子どもは、多少熱があっても、けっこう動き回れるが、
大人の38度超えは、かなりしんどい。
…熱は1日で下がったけれど、体の痛みは抜けない。
ぐったりして動けない時間は辛かった。
つくづくと健康の有難さを実感した次第。
健康が取り柄の私。
なにかの前兆だろうか。
時同じくして、家にシロアリが発生。
大切な住まいを根底から揺るがす事態は、
家や家族のあり方に対する、なんらかの警告だろうか。
心して、詰まりを取り除こう…。
何か私の目に見えない問題があるとしても、
詰まりを取り除き、流れがよみがえれば、自ずと浮かび上がってくるだろう。
ちょうど夏休みが始まった。
私の夏は、断捨離の夏。
断捨離プラチナセミナーの全プログラムが終了。
受講生のみなさんは、名残惜しそうに、三々五々、家路につかれた。
なかには遠く北海道や四国まで帰る方たちもいる。
そんなに遠くから…。
この日、大阪で蒔かれた種は、日本全国に散らばって、
どんな芽を出し、どんな花を咲かせるのだろうか。
人には人それぞれの断捨離がある。
どんな風に発展していくのかは、誰にも…、おそらく本人にも分からない。
だからこそ楽しみでもある。
いつか同窓会があると、素敵だな…と思う。
さて、ひでこ先生と事務局スタッフ、及びファシリテーター(後日トレーナーに改称)の総勢13名は、
近くの居酒屋に移動した。
狭い個室で、おしくら饅頭のごとく、ギュウギュウになりながら、反省会&打ち上げ。
そこで事務局長が、
「これからも、今までと同じことをやっていたら、断捨離に未来はない。
それぞれが、それぞれの土地で、どうやって発展させていくか、
どんな新しい試みや企画を打ち出していけるか、それが命運を分ける。」と言い出した。
ひでこ先生は、本が出版されてからこのかた、
精力的に各地で講義&講演を重ね、たくさんの取材を受け、
その合間に執筆…と、多忙なスケジュールをこなしてこられた。
ご本人はそれが好きで、楽しんでおられるのだけれど、
このところ、次の段階を視野に入れておられるご様子。
ダンシャリアンは全国各地で増え続けているが、
断捨離講座の次のステップ、つまり片づけ術のその向こうの段階がない。
人は何かを学び、それが自分にとって必要なモノだと判断すると、
もっともっと学びを深めたいと思う。
そういう方たちの受け皿が、今は整備されていない。
ひでこ先生は、そのひとつ先のステップにエネルギーを注ぎたいと考えておられるようだ。
そのためには、今、ひでこ先生がしておられる仕事を補佐したり、
代行したりする存在が必要になる。
そこで今回、参加したファシリテーターは、
自分の街で、これからどのように活動を広げていくのか…という話になる。
驚いたことに、私以外の面々には、すでに具体的なヴィジョンがあった。
講師になりたい人、
講師として全国を周りたい人、
断捨離を軸にネットワークを組織して、やがては起業したい人、
断捨離から見た“美”を追求したい人、
建築と断捨離をセットで提供したい人。
目をきらきらさせて、夢を語る、語る、語る。
それに対する意見や提案も、ぽんぽん飛び出す。
嘘みたいな話だっていい。
妄想、大歓迎。
だって夢や妄想がなければ、そこには何も生まれないから。
まるでブレインストーミング。
ものすごいエネルギーの集積に、私はただただ圧倒されていた。
…でも、私には言うべきことが、なにもない。
私は、金沢で断捨離講座を主催するだけで、十分満足している。
この素晴らしい生きたかのツールを、正しく伝えるお手伝いができれば、それでハッピーなのだ。
その先のことなんて、全く頭になかった。
講座のあり方も、この先変わっていくのだろう。
断捨離は新陳代謝。
停滞を嫌う。
それは住まいの中だけでなく、断捨離のあり方にも当てはまるのかもしれない。
ひでこ先生も全国のダンシャリアンも、断捨離そのものも、進化し続けていく。
私は、自分の住む町で、これから断捨離にどう関わっていくのか、
伝えていきたい気持ちに変わりは無いが、
どんな手段&方向性で伝えていくのか、
自分軸の答が求められている。
大阪はとても楽しかったけれど、難しい宿題ももらってしまった…。
夏休みだけに、なんとタイムリーな
…もしかして、発熱の原因は、プレッシャーだったのかな。
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