プラチナセミナーとは、なんぞや?
通常の断捨離講座は、
ガイド編、意識編、実践編を通して、断捨離の基本を学ぶ。
断捨離とは、一体何なのか?
なぜ断捨離するのか?
誰がするのか?
いつするのか?
どこからするのか?
どうやって進めるのか?
どうして、できないのか?
できない時は、どうしたらいいのか?
実践編が終わる頃、参加者のみなさんは、ここもあそこも断捨離したい!…とうずうずしている。
とにかく早く帰って、断捨離したい!…と家路を急ぐ。
メインはあくまでも住まいの片づけ。
そして住まいを整えることで、心の片づけも同時に進むことをなんとなく理解する。
一方、プラチナセミナーは、最初から見えない所に焦点を当てる。
断捨離の基本は押さえていることを前提に、
心の在り方、考え方、思考の癖などに鋭く切り込んでいく。
ベースにあるのは俯瞰力。
人は誰しも、よりよく生きる力を持っている。
だが大きく羽ばたこうとしても、ブレーキを踏み続けていたらどうなるか?
アクセルとブレーキが相殺して、結局前には進めない。
進めたとしても、ものすごく重くて、遅い。
軽快でごきげんな人生には程遠い。
走り出そうとするなら、アクセルを踏む前に、まずブレーキを外さなければ…。
俯瞰力とは、上から全体を見わたす力。
一体何がブレーキになっているのか、
自分で自分に科している制限とは何なのか?
どうしてそんな制限がかかっているのか?
俯瞰力を鍛えると、そういうことが見えるようになるらしい。
私たちは同じ場所を行ったり来たりしているように見えるが、
実は螺旋階段を上っている。
同じ地点にとどまっているようで、
ふと気づいたら、前よりも高い所にいるのだ。
何も進歩がないわけじゃない。
前進していないわけじゃない。
どんどん高度が上がって、それに伴い俯瞰する力もアップする。
…というわけで、プラチナセミナーでは、
様々なお題で、俯瞰力を培うトレーニングをする。
テーブル毎に、意見を出し合い、知恵を出し合い、
うんうん汗をかきながら頭を使う。
普段、自分がいかに考えていないか、
無自覚・無意識にモノや言葉や不安や時間や執着や情報やお金に接していたかが痛いほど分かる。
どこにいても、どんな聴衆の前でも、絶好調なひでこ先生。
ここでもパワー全開で、参加者をぐいぐい引っ張っていく。
頭を使うって、本当に疲れる。
エネルギーがあっという間に枯渇する。
それで、、トレーニングの合間に、
日本断捨離研究所のひろし所長による、笑いヨガの講習や、
仙台特派員、ゆきちゃんの断捨離ストーリーなどで、緊張しまくった脳みそをリラックスさせる。
(イラスト:断捨離before&afterの心の変化byゆきちゃん)
目いっぱい考えて学び、ガンガン笑って、
濃密で楽しい時間は飛ぶように過ぎる。
セミナーで学んだことが、自分の中に定着するには、少し時間が必要だ。
熟考を重ねないと理解できないような、深い事柄が盛り沢山だったから。
住まいを整える断捨離。
そしてその先にあるのが、俯瞰力。
なんで断捨離は、ただの片づけ術と認識されているのだろうか。
こんなにもすごいツールなのに。
住まいも心も整えて、自在に生きるためのトレーニングなのに。
「断捨離って、捨てまくるんでしょ?」
…今でもこんな風に聞かれることがある。
確かに捨てる。
捨てるけれど、それにはちゃんと理由があって、目的もある。
そして捨てただけでは終わらない。
その先に、自在な人生がある。
私は“捨てる”を超越した、本当の断捨離を伝えていきたいなぁ。
ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。