今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

プラチナセミナー・懇親会

2011-07-15 10:43:21 | セミナー

大阪から帰って、ずっとバタバタしている。

せっかくモチベーションが上がってるのに、断捨離する余裕がない!


まず帰宅すると、夫が開口一番、

「momoの車、派手にパンクしてるよ。」


はあっ?

出かける直前までなんともなかったはずなのに、なんで?

チェックしてみると、後輪にぶっとい釘がグッサリ刺さっている。

これはガソリンスタンドに行くまで、もたない…。

この炎天下で、タイヤ交換っすか?



しかも大阪滞在中に、外壁修理中の大工さんから電話が入った。

「奥さん、シロアリが出てるよ。」

ええええええっ?


シロアリって生物の存在は知っているけれど、まさか自分の家にいるとは!


どうも3年前のベランダ工事の施工ミスが原因らしい。


外壁と屋内の床を剥がして、どこまで侵食が進んでいるか調べるという。



この3週間ほど、家の周りはぐるりと足場に囲まれている。

汗をだらだら流しながら作業している大工さんに遠慮して、冷房は使わないし窓も閉めっぱなし。

けっこう我慢して生活していたのに、また工期が延びるってこと?


ああ、なんか鬱陶しい。


そんな時に限って、急ぎの翻訳依頼が入ったりもする。


2泊3日、主婦がいなかった後遺症か、家の中も微妙にモノが溜まって、すさんでいる。

なんだ、廊下に積み上げられた、あの醜いダンボールは?


断捨離した~~~いお掃除した~~~い


私、…変わったな…としみじみ思う。

ゆっくりする時間が欲しい…じゃなくて、掃除する時間が欲しい…と思うなんて。


すっきりした空間の気持ちよさを知ってしまったら、もう前には戻れない。





断捨離プラチナセミナー、講義のあとは懇親会。

お酒が入ったせいもあるけれど、まあ盛り上がること、盛り上がること。

1日一緒に脳みそを絞りあった仲間、すでに気心も知れ、話もはずむ。




質疑応答もどんどん手が挙がる。


夫の結婚指輪が壊れて買い換える。

自分の指輪は大丈夫だけど、ペアが基本の品だから、一緒に買い換えたほうがいい?


東京から来る途中、子供にせがまれて、東京バナナ4個入りを買った。

だか子供は8個入りがよかった…と満足しない。

せっかく買ってあげたのに…、結局、喜んでもらえなかった。


私は女優のように、いろいろな自分を演じ分けたい。

そのためには衣装も、シーン別に沢山必要になるが、どうしよう?


子供の世話をしてくれる母親に遠慮して、余計なモノを持ち込むのをやめて…と言えない。


質問に答えるのは、ひでこ先生と「断捨離のすすめ」の著者、川畑のぶこさん。



川畑さんは、大晦日の1日で45リットルゴミ袋20袋を一気に断捨離した。

その勢いのまま、自宅をダンシャリハウスばりにすっきりさせ、
断捨離の伝道師として、活躍してこられた。

…すると、いつの間にか、素敵なダーリンにめぐり合い、
あれよあれよと言う間に、もうすぐママになる。

住まいと心を整えて、流れを取り戻すと、どうなるか…の教科書的事例だ。

だが、誰でも断捨離すれば、彼氏ができたり、子供ができたりすると思うのは大間違い。

これはあくまでも川畑さんのケースであって、
一人一人、何が流れ込んでくるのかはお楽しみ・・・の世界だ。

キラキラして、とても素敵な方だった。


   

あ~~、楽しかった。

本当に来てよかった。

充実した1日だった




…でも、なんと、まだ続きがあった。



ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけると、嬉しいです。

◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
「断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/

 


断捨離プラチナセミナー

2011-07-13 10:58:23 | セミナー

プラチナセミナーとは、なんぞや?


通常の断捨離講座は、
ガイド編、意識編、実践編を通して、断捨離の基本を学ぶ。

断捨離とは、一体何なのか?

なぜ断捨離するのか?

誰がするのか?

いつするのか?

どこからするのか?

どうやって進めるのか?

どうして、できないのか?

できない時は、どうしたらいいのか?


実践編が終わる頃、参加者のみなさんは、ここもあそこも断捨離したい!…とうずうずしている。

とにかく早く帰って、断捨離したい!…と家路を急ぐ。


メインはあくまでも住まいの片づけ。

そして住まいを整えることで、心の片づけも同時に進むことをなんとなく理解する。



一方、プラチナセミナーは、最初から見えない所に焦点を当てる。

断捨離の基本は押さえていることを前提に、
心の在り方、考え方、思考の癖などに鋭く切り込んでいく。


ベースにあるのは俯瞰力。




人は誰しも、よりよく生きる力を持っている。

だが大きく羽ばたこうとしても、ブレーキを踏み続けていたらどうなるか?

アクセルとブレーキが相殺して、結局前には進めない。

進めたとしても、ものすごく重くて、遅い。

軽快でごきげんな人生には程遠い。

走り出そうとするなら、アクセルを踏む前に、まずブレーキを外さなければ…。


俯瞰力とは、上から全体を見わたす力。

一体何がブレーキになっているのか、
自分で自分に科している制限とは何なのか?

どうしてそんな制限がかかっているのか?

俯瞰力を鍛えると、そういうことが見えるようになるらしい。


私たちは同じ場所を行ったり来たりしているように見えるが、
実は螺旋階段を上っている。

同じ地点にとどまっているようで、
ふと気づいたら、前よりも高い所にいるのだ。

何も進歩がないわけじゃない。

前進していないわけじゃない。

どんどん高度が上がって、それに伴い俯瞰する力もアップする。




…というわけで、プラチナセミナーでは、
様々なお題で、俯瞰力を培うトレーニングをする。

テーブル毎に、意見を出し合い、知恵を出し合い、
うんうん汗をかきながら頭を使う。

普段、自分がいかに考えていないか、
無自覚・無意識にモノや言葉や不安や時間や執着や情報やお金に接していたかが痛いほど分かる。



どこにいても、どんな聴衆の前でも、絶好調なひでこ先生。

ここでもパワー全開で、参加者をぐいぐい引っ張っていく。


頭を使うって、本当に疲れる。

エネルギーがあっという間に枯渇する。

それで、、トレーニングの合間に、
日本断捨離研究所のひろし所長による、笑いヨガの講習や、


仙台特派員、ゆきちゃんの断捨離ストーリーなどで、緊張しまくった脳みそをリラックスさせる。



(イラスト:断捨離before&afterの心の変化byゆきちゃん)


目いっぱい考えて学び、ガンガン笑って、
濃密で楽しい時間は飛ぶように過ぎる。


セミナーで学んだことが、自分の中に定着するには、少し時間が必要だ。

熟考を重ねないと理解できないような、深い事柄が盛り沢山だったから。


住まいを整える断捨離。

そしてその先にあるのが、俯瞰力。


なんで断捨離は、ただの片づけ術と認識されているのだろうか。

こんなにもすごいツールなのに。

住まいも心も整えて、自在に生きるためのトレーニングなのに。


「断捨離って、捨てまくるんでしょ?」

…今でもこんな風に聞かれることがある。


確かに捨てる。

捨てるけれど、それにはちゃんと理由があって、目的もある。

そして捨てただけでは終わらない。

その先に、自在な人生がある。


私は“捨てる”を超越した、本当の断捨離を伝えていきたいなぁ。


ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。

 


いざ大阪!

2011-07-11 23:28:11 | セミナー

日曜日、サンダーバードで大阪より帰還。



なにもかもが、新鮮で楽しい2泊3日だった。


これまでの私は、いろんなことを心配しすぎて、プロセスを楽しめなかった。

たとえば家族旅行でも、乗り遅れたり忘れ物したりせず、つつがなく全ての道程をこなし、
なんのトラブルも無く、帰宅するのが至上命題だった。

アクシデントも旅の醍醐味…なんて、思えない。

だから必要以上に、確認や検索をして、絶対に間違いがないように備えた。

おまけに、いざという時のため、やたらと荷物も多かった。

目的はスムーズな旅程の消化なので、家に帰り着くまで緊張していた。

非日常はそれなりに楽しいが、疲れることのほうが多かったように思う。


ところが、今回、ホテルや時刻表の下調べはしたけれど、
乗る電車はその時の気分で決めればいいや…とけっこう大雑把。

荷物も肩掛けカバン1個だけで、普段バレエのレッスンに行くのと大差ない。

京都で16年ぶりに再会した友人は、開口一番「コロコロは、コインロッカー?」

女が2泊もするのに、コロコロ(車輪のついたスーツケース)を持ってないことに、びっくりしていた。

だって絶対必要なモノは、下着とちょっとお洒落なTシャツ2枚と冷房対策のカーディガン、
あと化粧道具と文庫本くらいだ。

もし何か足りない物があれば、現地で調達すればいい。

車で動くのが基本の金沢とは違って、都会の人はよく歩く。

駅構内も地下道も、階段だらけのはず。

大荷物を引き摺って歩くのは大変だ。


モノは必要な分だけ…、それは住まいだけでなく、旅行荷物にも当てはまる。

断捨離の基本がきっちり浸透してきたなぁ。



荷物は少なめ、スケジュールはざっくりめ、
どんな非日常と出会うのかと、不安でビクビクしているのではなく、
リラックスして待っている感じだったから、
2泊3日の一瞬一瞬が全部、楽しかった。


最初の夜に梅田に出た。

駅を囲むように幾つものデパートがあり、バーゲン中だからか、とても賑わっていた。

ただせっかくだけど、バーゲンにはそそられない。

これといった目的もないのに、
なにか欲しいモノはないかとわざわざ探して歩くのは、なんだか面倒だから。

でも超高級ホテルのロビーやチョコレートのブティックは珍しくて、面白かったし、
劇団四季の劇場があるビルの内部も、迷路みたいで楽しかった。


昼は京都、夜は梅田で、久しぶりの友人に会って、いっぱいお喋りした。

女にとって、お喋りとは、活力そのものだと改めて思った次第。

直前に連絡したにも関わらず、2人の都合がついて、本当によかった。

やっぱり、私は、今回、大阪に来るべき人だったんだなぁ



新大阪の宿に戻ると、ひでこ先生が各地のセミナー主催者さんを紹介してくださった。


大阪のプラチナセミナーには
仙台、足利、熊本、福岡、鹿児島、松江、東京の主催者さんたちがファシリテーターとして参加する。

みなさん、個性豊かで魅力的な方たちばかり。

断捨離には、きっと人を輝かせる効能もあるのだろう。


翌日のセミナーに、否が応でも期待が盛り上がる。

もっとお話ししていたかったけれど、でもとりあえず、明日に備えて早めに寝ることにする。


ホテルに一人で泊まるのも、ちょっと嬉しい。(←中学生か!)

だって家にいたら、夜中まで洗濯したり、弁当の下準備したり、家中の戸締りしたり…で忙しいから、
何もしないで、誰にも邪魔されず、こんなにごゆるりとできる時間は、とても貴重だ。


…でも、一応、家に電話を入れてみた。

何か困ったことはないかと尋ねると、
夫はお中元に届いた鮭をどうしたらいいかと聞き、
子供たちは、別に話す事はないから、電話を代わらなくていいと言う。


ふ~~~~~ん



「君がいないと、家の中は火が消えたようで、子供たちも寂しがっている」…くらい、言えんのか



ま、いいわよ。

別に私が不在でも、全然平気と言うなら、
こっちはこっちで家のことは忘れて、目いっぱいエンジョイするから。


…だが後から考えると、この時、冷たくあしらわれたおかげで、
2日後帰宅するまで、家族のことは全く心配もせず(半ば忘れて)、
プロセスを十分に満喫することができたのであった




ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。







流れ込んできた幸運

2011-07-07 09:12:38 | セミナー

またまた、きたーーーーーーーっ



今度はジャガイモがダンボール2箱

多分1箱に200個くらい入っているはず。

1箱はそのまま、夫の職場に寄贈。

もう1箱は、近所にお裾分けして、あとは頑張って食べよう。

ジャガイモなら、いろんな料理に使えるし、保存もきくし、なんとかなる。

とてもきれいなジャガイモで、大きさも均一だ。

おまけに新鮮だから、爪でひっかいただけで、ペロンと皮が剝ける。

多分、農協に卸せばいいような、出来の良いイモだけを厳選してくれたのだと思う。

厳選…って、ダンシャリアンの好きな言葉だぁ。

お義父さん、ありがとう。





今週の土曜日、大阪で開催される断捨離プラチナセミナーに参加できることになった。

実は安比高原の合宿も狙っていたのだが、
諸般の事情で参加は叶わなかった。

すごく残念で、その原因を作ったヤツにネチネチと苦情を言ったりもした。


…だけど、多分私は、今、安比に行くべき人ではなかったのだろう。

ひでこ先生がよく引用する森信三さんの言葉。

「人間は一生のうち会うべき人には 必ず会える。
しかも一瞬早すぎず、 一瞬遅すぎない 時に」

初めて耳にした時から、とても印象的で、
断捨離を深く知るにつれ、本当にそうなんだ…と深く納得した。

そして私の中では、「会うべき人」が様々な事柄に置き換わる。

機会もそうだ。

だから
「私は一生のうちに参加すべきセミナーには必ず参加できる。
しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」となる。


参加を願っていたけれど、“今”の“自分”が行くべき所ではないのだろう。

…理由はわからないけれど。


なんとかならないかと、いろいろ画策してみることも、
強行参加に踏み切ることもできなくもない。

だけどそんな無理やりみたいなことをして、本当に自分は嬉しいだろうか。


昔から、何でも自分の力で解決しようとしてきた。

時に任せる、風に任せる、
自分にあたわらないものを潔く諦める…、そういうことは苦手だった。


だけど、最近、思い通りにならないことも、なんとかなるから大丈夫…と自然に思える。


運命は自分の力で切り開くもの。

それも確かに真実だろうが、
今の私は、力づくで思いを達するよりも、
私が行くべきところ、会うべき人、やるべきことを、天が与えてくれるのを楽しみに待っていたい気がする。


消極的?

ある意味、そうかも。

でも人生の前半はいつもがむしゃらだった。

折り返し地点を過ぎた今、それはもういいのかな…とも感じる。


住まいと心を整え、詰まりが解消し流れがよみがえった場所に、
今度はどんな素敵な事・人・物が流れ込んでくるかを、楽しみに待つ。

まさに断捨離の極意だ。



そうやって安比のことは、諦めた。

後日の報告レポートで、とても楽しく充実していた様子を読んで、
わあ~~、いいな…とは思ったが、悔しいーーー、きーーーっとはならなかった。

またいつか機会はあるさ。






そんな風に穏やかな気持ちでいたら、
なんと、大阪でのプラチナセミナーに参加できることになった。

諸般の事情は、もれなくクリアした。

家族も反対しない。

しかもセミナーだけではなく、
大阪と京都で大切な友人と会える手筈も整った。

1人は1年ぶりだが、もう1人はなんと16年ぶり。


私が家族とは全く関係なく、1人で遠出して、お泊りしたのは、
15年前に友人の結婚式で仙台に行ったのが最後だ。

子供が小さいうちは、出歩きたいとも思わなかったが、
どこかで母親なんだから…と自分にブレーキをかけていたのも事実だ。

だけどその子供も、もう高校生。

家のことは全く何もしない子達だけれど、2日くらい母親がいなくても大丈夫。

かえって嬉しいかもしれない。


「これを機会に、自分への制限をはずし、許可をいっぱい出していきましょう。」…とひでこ先生。
(別に遊び歩け…と言っているわけではないので、誤解のないように



物事がうまく運ぶ時って、自分が無理やり動かなくても、
いろいろな事が、面白いようにサクサク整うんだなぁ…と思った。

整えて待つ…、この生き方、かなり好きかも



…というわけで、明日から大阪にいってきま~~~す




ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。

 


おきて破り

2011-07-03 09:58:25 | 実践

要らないモノは家に入れない。

入り口で、毅然とシャットアウトする。

断捨離の「断」。基本中の基本だ。


確かに私自身は100%賛成で納得しているんだけど、
この主義を貫くことが、必ずしもベストではないと感じることがある。


人の気持ちが絡む場合だ。


夫の実家では野菜を作っている。

自分たちが食べる分と親戚&近所に配る分、
それ以外は農協に卸して、実際に市場に流通しているのだから、
野菜作りの腕前は玄人はだし。

野菜の種類も根菜から豆類、葉物までと、多岐にわたる。


だがハウス栽培ではないので、
同種類の野菜が一気に大量に収穫期を迎える。

キャベツの時期はキャベツの山、キュウリの時期はキュウリの山
トマトの時期は…、ナスの時期は…etc.



昔から、我が家にも大量のお裾分けがあった。

4人家族なのに、一度に柿120個とか、白菜4玉、大根7本って時も

納屋や巨大な収納庫があるわけではないから、置き場所も保管方法も頭が痛い問題だった。

柿なんて、すぐ傷むし…。

料理自慢でもないから、レパートリーもすぐ尽きる。



近所にお裾分けするにしても、
どれも旬の野菜なのでスーパーでも激安の時期、たいして有り難味もない。

頻繁にさし上げると、かえって気を遣わせるし。

義父母の野菜の売りは、ほとんど無農薬…ってことだが、
裏を返せば、虫がついているということだ。

キャベツの葉を1枚めくると、瑞々しい青虫さんがこんにちは~~ってことも、珍しくない。

虫も喜んで食べるほど、新鮮で害がない証拠だけど、
私は別に平気だが(平気になった)、こういうのが絶対ダメ…って人もいる。



だけど貰った野菜を腐らせるのは厭なので、家族総出でせっせと消費に勤しむしかない。



今、夫は週2回、私は毎日曜日、実家を訪ねて、家事を手伝っている。

行く度に、お土産に野菜を持たせてくれる。

木曜日にキュウリを20本、そして日曜日にも20本…という具合だ。

「まだ食べきっていないので…」と辞退したこともあるけれど、
最近、思うのは、在庫を抱えて困ることは困るけれど、
貰ってあげることも、愛情かもしれないということ。


義母が畑に出られなくなってからも、
一人で黙々と野菜の世話をしている義父。

大正生まれの日本男児。

「ありがとう」と素直に言えず、たいてい「迷惑かけて悪いね」と言う。


毎週、手伝いにくる息子夫婦に、なにかお返しがしたいと思っているようだ。

特に息子は、日曜しか休みが無いのに、貴重な休日を全部、義父母のために使っている。

口下手な義父のありがとうの形が、野菜なのかもしれない。


野菜を受け取ることは、義父の気持ちも受け取ることなんじゃないかな。



…だから、夏場に差し掛かり、傷み易いけれど、
私たちが帰る頃に用意してくれる摘みたての野菜は、全部いただいてくることにしている。

そして子供たちも、3週間、毎日キャベツ料理が続いても、文句は言わない。(言わせない



要らないモノを取り込むのは掟破りだが、
時にはこんな選択もアリかな…と思う今日この頃。





私は野菜は作らないけれど、薔薇は育てる。

キャラメル・アンティークがやっと咲いた。

春になってもずっと蕾がつかず、
もう咲かないか…と諦めかけたら、思い出したようにポッと咲いた。

夢みたいに柔らかい印象の大人っぽい薔薇。




ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。