三条の湯で幕営した二日目。
6:40小屋を出発する。
二日目の計画は、小屋―北天のタル―飛龍山―禿岩―前飛龍―熊倉山―サオラ峠-道の駅。
小屋からはさっそく急登だ。朝一からは堪える。
出発から約1時間。
薄々気になっていたが、標高を上げるにつれて真白になっていく。
日の出が見えなかったから、そんな気がしていた。
小屋から1時間半。ここで飛龍山を諦める決断をした。
前方がまったく見えなくなってきたから。
これ以上標高上げても折角の禿岩からの展望も見込めないし。
まだ仕切り直しが効く時点で戻ることにした。
小屋まで戻ってピストン行程へ変更。
1時間半登った急登を、小屋まで下山はあっけなく35分。
もう小屋は登山者も疎らだった。小屋までの下山には誰にも会わなかったから、
この日、飛龍山への計画者は俺だけだったんだな。
改めて三条小屋を8時半出発。
途中、飛龍山は雲に覆われている。
しかし、出発の朝よりもだいぶ雲が上がってきているかな。
登山あるあるだな。
小屋から約2時間。
サオラ峠に到着。
本来の計画は、この写真の右上部から降りてくる予定だったんだけどね。
朝の出発から休憩してなかったから、ここでザックを降ろして休憩。
予定通り飛龍に登っていたら、このサオラ峠から丹波へ降りる予定だったけど、
飛龍へ登ってないので、折角だからもう一度丹波天平へのんびり寄っていこうと、
急遽予定を変更。
サオラ峠から丹波天平へ歩ていると、あまりにもだだっ広い草原に
ルートを外して歩いていた。解放感に気が緩むと危ないね。
広すぎてルートを見失う。
ほんの30分前のサオラ峠で休んだばかりだけど、
丹波天平でも休憩してから、さぁもう終盤だね。
丹波天平から約1時間。登山口入口の学校が見えてきた。
三条の湯テント泊まったり温泉登山。
丹波天平(たばでんでいろ)を十分堪能して、テントも快適に過ごすことが出来た。
飛龍山を急遽断念した事を除けば、十分満足した温泉ハイキングだった。
道の駅にある、丹波山のめこいの湯で汗を流し、
鹿バーガーの看板に、空腹を供養という理由に変えて美味しく頂いた。
のんびり優雅な2018年テント泊登山の締めくくりとなったかな・・。
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