実家のベッドで家族に見守られた
モルヒネが手放せない痩せ細った体、
父親が逝った。
息を引き取る前日、ベッドから起き上がり、
そして立ち上がり、着替えもした。
いつものコップで水を飲み、会話もできた。
その姿をみて、父は回復したとさえ思った。
病気が発覚してから、こんなに早く
この日が来るとは思わなかった。
入退院を繰り返し、痛みや苦しみ、
そして何よりも、癌になった悔しさがあったはず。
しかし一度も弱音を吐かなかった。
入院中、一才になる初孫をあやしていたときに
「俺のこと忘れるなよ」
と小さい声で父が言った。
無邪気にはしゃぐ子の声が騒がしかったけど、
俺にははっきりと聞こえた。
あの時、すでに父には覚悟があったのだろう。
忘れないよ。
ありがとう
不思議と自分の親は死なないと思ってしまいます。
自分は今年初めに乳癌になっていまい、改めて親より先に死ねない…と思いました。
おじい様がお孫さんに向けた視線・・・なんとも温かいものを感じます。
コメントでお気遣いいただいて感謝しています。
ありがとうございます。
父の兄に言われました。
叔父は10年ほど前に、父と同じ病気を
発症しましたが、
現在80を過ぎてゴルフ等の趣味も自分で車を
運転して元気に出かけています。
大事なことは
まず、病気に立ち向かうこと。
そして医者を選ぶこと。
このことを言われました。
乳癌も治る病気です。
遠くから応援することしかできませんが、
病に打ち勝つ気持ち、大事にしてください。
いつかはこの時が来るとわかっていましたが
まだまだ先の話と思っていました。
親孝行もろくにしてあげれなかったこと
今更ながら後悔しています。
家族を失うのはほんとに辛いですね。
早期発見だったのが何よりです。
でも良い体験をさせてもらいました!
入院中、旅行誌を読みまくっていましたが、退院後訪れたのは初夏の湘南でした!やっぱり笑
湘南は楽しめましたか?
おいしいもの食べて海岸線沿い歩くだけでも
和みますよね。
もしかして、また天気悪かったりして・・(笑)。