自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

雲取山テント泊#終

2019年05月02日 |    奥多摩

雲取山二日目。
翌朝は4時半頃からゴソゴソと起きだして
まずは暖かい飲み物を作り体内に流し込む。
あまりの寒さに動きが鈍く、支度に時間がかかったが、
5時半前にアイゼンを装着して雲取山の山頂へ向かう。

小雲取山あたりでは雲に覆われていた。
登ってきた道を振り返る。



雲取山山頂に到着。
雲海から朝陽が輝いている。



東京都側の山頂では富士山が綺麗に見えていた。



飛龍山方面には影雲取。
刻々と変わる雲の流れに見とれてしまう。



今度は山梨側へ戻る。
東京と山梨を行ったり来たり。



日の出を堪能し、山頂を後にする。



すっかり冷え込んだ気温に、
アイゼンの刃が雪にザクザクと気持ちよく刺さる。



辺りの木々には霧氷が付いている。



テントまでの道のり。
朝日に輝く登山道はとても幻想的で綺麗だった。



奥多摩小屋に戻ってきた。
周りのテント登山者の多くが、パッキングを始めていた。



のんびりとパッキングしてから
8時半、下山を開始する。



最後に奥多摩テン場から見納めの富士山。



ブナ板からの分岐は巻き道を使うが、
狭い登山道も凍っている。
気温が上がるまで暫くは安全のためアイゼンを履いて歩く。



奥多摩小屋のテント場を出発してから約2時間半。
鴨沢の登山口に無事下りてきた。



雲取山テント泊登山。
惜しくも閉鎖となる奥多摩小屋、天気にも恵まれ最高な登山となった。
3月ということもあり、山頂出発時は-8度。夜はもっと冷え込んでいただろう。
テント外のプラティパスの水がカチカチに凍り、
挙句の果てにプラティパスが破けてしまった。
それだけ気温が低かった。だがその分景色は最高に綺麗だった。
下山後は多摩源流温泉 小菅の湯で汗を流し帰宅。

奥多摩小屋、
老朽化は否めない。しかし、テント場の景色や雰囲気は
あらゆるテント場に引けを取らないいい場所だと思う。
無くなり、使えなくなるのはとても残念だ。
この場所でテント泊の面白さを覚えたといってもいい
好きな場所だった。
いままでありがとう・・。




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