風呂に浮かべて楽しむアヒルのおもちゃ「ラバー・ダック(RubberDuckゴムのあひる)」
19世紀の後半ごろからヨーロッパでつくられたゴムの玩具。黄色いアヒルですが、ひなを模したのでしょう。アヒルですが、北京ダックなどの料理が有名。もとはマガモを飼いならしていたものだそうです。
アヒルの語源ですが江戸時代「和漢三才絵図」(1713年)のなかに、「足がひろい」ので「あひろ」との記述。「あひろ」から「アヒル」に変化したというのが有力です。
中国で飼われているアヒルというイメージが強いですが、中国北部で3000年前に始まっていたといい、。ヨーロッパでも2000年前には飼い始めたそうです。
日本では本格的に飼い始めたのはアメリカから入ってきたペキンアヒルを明治以降ですが、記録には平安時代には飼っていたようで、豊臣秀吉が水田で放し飼いを命じたという記録があります。
日本ではその後にわとりが主流となり、アヒルがたくさん飼われていたのは昭和初期ごろまでです。
冬は野鳥観察には良い季節。兵庫県の武庫川流域では伊丹市の昆陽池、西宮市の甲子園浜、三田市の福島大池などでたくさんの種類のカモを観察することができます。
上の二つの写真を見比べてください。左がアヒルで右がマガモです。アヒルは一年中そこにいますが、マガモは渡り鳥で冬にしかきません。アヒルとマガモの写真を比べると違いがはっきりとわかります。しかし、慣れていないと、アヒルだけを見て、マガモと勘違い(かんちがい)してしまうことがあるので注意しましょう。だいたいアヒルの方がマガモより少し大きめです。また羽の色合いがマガモはとても美しいですね。
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