三方六の小割り

２０１５年３月３日（火）

ダンスサークルに行ったら、介護施設に勤めるKさんが、
「昨夜、危篤の入所者さんが居て、ほとんど寝ていないの。
なんか、まだ、手が震える」
緊迫した状況で、気持ちを込めて、お世話していたんだね。
手を握ったら、ウィステより温かかった。
「大丈夫、温かいよ。ダンスで、体を動かして、発散しなね」と。
こういう時のダンスって、本当に有り難いと思うわ。

練習では、スパルタ先生に、
「ウィステさん！本気で頑張りなさい！」と、叱咤激励です。
「頑張らなかったでしょ！」と、言われ、とても、
「これで、頑張ったんです・・」とは、言えません。
スポーツダンスの道は、険しい・・。

終わったとき、中国人カップルのダンナさんが、
「ウィステさん、良かったです・・」と、にこにこ話しかけてきた。
先日、今回の予習でワルツの足型を教えてあげたんだ。それで、今日は、
うまくいったから、喜んでくれたと思ったら、奥さんのほうが、
「違うよ、別のほうのこと」と。
そういえば、その時、近所に出来たダンススタジオのチラシをあげたんだった。
ウィステは、好奇心で探検してきたけれど、行くつもりは無かったから。
彼は、行ってみたら、プロの女性の先生が踊ってくれたところがすごく気に入って、
入会したんですって。
そっちの話か・・。でも、良かった、頑張ってね。
そうしたら、奥さんが、仕事のお土産と、
「三方六の小割り」というお菓子を下さった。
帰って、中を見たら、薪の形のバウムクーヘン。
三方六って、北海道開拓時代の薪の割り方のサイズなんですって。
（長さ六寸＝１８ｃｍ）
薪の形のバウムクーヘンは、食べるのにも、好サイズ。
頂きます～♪