ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

「古事記」

2015-10-21 | 日記
2015年10月21日(水)

図書館から予約した本が届いたと連絡があり、取りに行ったら、
その他に2冊の予約本も届いていた。
2週間で、3冊、そのうちの1冊がちょっと硬い本なので、
きついなあ。そこで、司書の方にそう言うと、
次の予約者のいない1冊の本を、すぐ返したことにしてから、
再予約を入れてくれた。そうすると、あと1週間後までに取りに行けば
良いことになるので、時間差が出来た。
やれ、良かった。
相談してみるものだね。(^^)

午後からは、読書会。今日の本は、なんと、現代語訳の「古事記」。
とっつきにくいかと思ったけれど、日本の精神的な礎を読んだような落ち着き感があった。
本屋さんにも、今、結構、古事記関連の文庫本が置いてあるし、礎が、求められているのかも。
ただ、現代語とはいえ、人の名前などは、いわゆる万葉仮名のような使い方だし、
読むのに大変だった。というか、人名になると、目が滑る・・。
そもそも、この本を希望したIさんは、お名前の由来が古事記。
そこにある漢字を使ったそうだけれど、その字は、パソコンでも出てこないほど稀な字。
この字のことで、困った事がいろいろあったそうで、良い名前と思えるように
なるまで数十年かかったと・・。音は可愛いのだけれどね。
その字の出ている個所を読みたかったそうだけれど、残念ながら、見つからなかった。
全員、その名前の字を知っているけれど、誰も発見できなかったから、現代語訳のなかで、
使われなかったのでしょう。

それから、今のキラキラネームの話になって、音に難しい漢字を当てはめるところが、
万葉仮名の復活かな・・?とか、
今の子は、周りもそうだから、彼女ほど名前で苦労はしないんじゃない・・?とか。

ウィステは、とても読みにくい氏族・一族の名前が続くと、目が滑ったけれど、
古代、儀式で古事記が読み上げられ、天つ神や国つ神々の名前が続く中に、
自分たちの祖先の名前だ・・と、心を動かされた人々を思い描けた点が印象深かったな。

それから、思い出した川柳。
「ひ孫の名 読めない 書けない 聞き取れない」
確かに、孫の名には、なんとかついて行けるけれど、ひ孫の時代、日本人の名前は
どうなっているんだろうね・・?(^^)


コメント
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