スマホ乗っ取り詐欺

２０２４年５月８日（水）

今日は、町内の内科医院に薬を貰いに行く日。
あちこちの医院では、マイナ保険証を使える機器が置いてあるように
なったけれど、ウィステは、マイナンバーカードは持ち歩かず、
これまでの保険証を使っているんだ。

それで、帰ってから、テレビを見ていたら、マイナンバーカードを偽造して
スマホを乗っ取る詐欺が出て来たそうだ。

スマホ乗っ取り詐欺の手口は、
「本人を装った犯人が、機種変更やキャリア乗り換えを行うことで、
電話番号の利用権を奪取、その電話番号を悪用し、
WEBサービスや決済サービスを不正に利用するというもの」だそう。

大阪府のM市会議員や、K都議が被害にあったそうで、どちらも、
スマートフォンが突然繋がらなくなり、携帯ショップに持ち込み確認したところ、
他県の携帯ショップに現れた男が、本人確認用に市議、都議名義の
偽造マイナンバーカードを見せ、機種変更したうえで、スマホを乗っ取った
ことが分かったそう。
さらに、スマホにひも付けられていた彼らのクレジットカードが使われ、
被害に遭ったというのです。
また、ショッピングローンで２２５万円もの時計を買われたりしたそう。

M市議は、
「（ショップの説明では）マイナカードは目視で終わり。偽造カードの
写真は当事者にすり替えたのだと思う。
僕はホームページに生年月日も携帯電話も住所も全部載せていた。
仕事上、仕方ないと思っていたが、このパターンは考えられなかった」
つまり、議員として公表している個人情報が、偽造に悪用されたとみられる。

そして、番組では、　
「ある日突然、携帯電話が使えなくなって、アンテナが立っていない場合には、
すぐに詐欺を疑うべきです。詐欺師は乗っ取ってしまうと、
1時間も30分もしないうちに、すぐに送金・買い物をしてしまう。
一日も待てば大きな被害になる」
とのことでした。
怖いことに、携帯電話停止後にも被害が出るということ。
それは、紐づけているサービスは利用できるので、それで、高額の
ローンを組むことができるのだそう。
だから、異変に気づいたら、すぐ、携帯と紐づけているサービスを
停止することが大事だそう。

ウィステは、マイナンバーカードを持ち歩いていないけれど、
マイナンバーカードを盗まなくても、住所、氏名、生年月日、
携帯電話番号を手に入れれば、偽マイナンバーカードを作れるのだな
と、思ったら、怖い、怖い。
もし、個人認証用にもなる運転免許証を落としたら・・と、
思って、見てみたら、運転免許証には、生年月日は書いてないのね。

そして、番組の識者は、
「この詐欺について、個人は、個人情報を出さないこと以外、ほとんど
何も出来ない。だから、携帯ショップでのマイナンバーカードのICチップ
読み取り機の設置など、チェックをしっかりやってもらうことしかないです」と。
頼みますよ…、怖いから・・。