一様、昨日までに穴掘りは終わったので
穴の底へPCの平板か、レンガを据えて
レベルを取ります。
やり方は、以前に紹介したように
水平器式、水管式、機械式・・・?
と様々ありますが、今回の様に総延長の長くなるものを
水管や、水平器でレベルを取っていたら
面倒なだけで、精度が落ちてもそれに気が付かなかったりで
失敗やミスの元になるだけかと思いますので
出来れば簡易な物でもレーザーとかの器械を
購入される方か、H,C,で借りて来るのが良いかと思います。
で、基礎穴の中の平板の上に、≒1800mm位の棒に
スケールを養生テープとかで張り付けたものを立てて
その高さと言うか、深さをレーザーを当てて測ってやります。
測った基礎の深さは、どの基礎の物だったかが解る様に
メモしておいて、一番深かったものを基準にして
他のそれぞれの基礎穴が何ミリ浅くなっているかを
計算して出しておきます。
例えば、この絵の場合左の上から右下へ向かって
順に穴を掘って行って、最初はキッチリ掘れて
図面通りに750mmの深さに平板が収まったけど
段々、慣れて疲れて、次は740mm
三ヶ目は720mmに成ってしまったとしたら
一番は±0mmで、二番は-10mm、三番は-30mm
と言う風にメモしておきます。
で、この数字が全部出たらいよいよ柱の組み立てです。
柱用の部材、柱1を二本と、柱2を一本、
それと、桁受を二本と、根がらみを三本も一緒に用意しておいて
先ずは、先ほどメモした数値分、柱用の部材の長さを切ってから
片方の木口を揃えて、絵の様に2x4(35x85)の方を下にして
2x6(35x135)を上に置いて、どちらにも25mmの段差が出来る様にして
位置が決まったら2x6の方から65のコーススレッドで固定して行きます
揃えた方の木口から150mm位離れた所から順に≒500mm程度の
ピッチで左右二本づつ打ち込んで行きます。
先日も言ったように、サザンイエローパイン(SYP)は
SPFよりも少し堅いので先に2x6の方だけでも下穴を開けておく方が
良いかもしれません?
なので、長さの調整が出来たら、片方の木口から150mmの
木刃から45mm~50mmの所、両側二ヶ所へ下穴を開けて
これを≒500mmピッチで繰り返して、
総数十ヶ所の下穴を開けてから2x4の上に重ねてやりましょう
で、同様に下穴を開けた2x6を、裏返した先の2x4の上に同様に重ねて
65のコーススレッドで固定してやります。
これで柱の出来上がりです。
以前に同様の造りの柱をSPFでも紹介しましたが
あれよりも木材自体の長さが長いですし
SYPの方が比重(?)も少し重いので
全体的にかなり重い柱になると思いますが
まだ組付けて置く物が残っているので
足腰には十分気を使って、取敢えず今日は
ここまでにしておきましょうか??
では、又m(__)m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます