元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

落ち込むわ~

2004年12月06日 00時59分32秒 | 会社での出来事
 今日は暖かかった。いや暑かったかも。僕暖かいの大好き~。これが異常気象なんだ。異常気象って過ごしやすいね。けどニュースキャスターが笑顔で「今日は大変な暖かかったです」と言うのは止めた方が良いと思うぞ。

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 会社でヘマをやらかした。単純なミスをしてしまい、お客さんの出荷伝票を出せなくしてしまった。手動で対応できたので幸い大事に至らなかったけど、とんでもないミス。それをやってしまったのが木曜日のこと。しかしその時点ではお客さんはなんで伝票が出なくなったのか知らない。僕がへまをしたせいだと知らない。そして僕のほうの会社も知らぬ存ぜぬで通してくれと言っていた。それが木曜日の夜。

 しかし事態は急降下。金曜日の朝にすべてを話すと言うことになった。そして部長クラスが顔を出して謝罪をすることになった。謝罪は上の人間同士で行われ、僕は不参加。それが金曜日の昼。話がお客さんにすべて伝わった。しかしお客さんはそのことについて僕に何も言ってこなかった。それが金曜日の夕方。はっきり言って僕はいまの常駐先で役に立っていない。恐らくお客さんもなんでこの人いるの?と思っている。だもんで、今回の件で常駐解除、来週から来なくて良いよ。という流れになるのかと思ったのに、何もなかった。それが金曜日の定時後。この日は19時ごろに客先を後にした。俺は今泣きたいけど、なっちはもっと泣きたいんだと思った。

 話は変わって一緒に働いている人の話。僕は主義主張をしない性格のせいか、職場で人気者になることはないが、嫌われることも少ない。と思っている。そのため僕は人見知りはするが、一緒に仕事をしている人とはそれなりに仲良くはなる。しかし今一緒に仕事をしている人は違う。全然仲良くなっていない。彼はコテコテの関西人なのだが何を考えているのかまったく分からない。仕事はできる人で関西人らしい冗談も随所に織り交ぜるので、お客さんに人気がある。一方の僕は仕事できないし人見知ラーなので人気度ゼロ。

 で、彼は精神的にも強い人なのだが、その強さが僕から見るとなにかアンバランスで、積み重ねによる強さではなくて、何かがあれば一気に崩れる脆さみたいなのを漠然と感じていた。ほいで金曜日の定時後に、はじめてその人プラス1で酒を呑みに行った。僕が落ち込んでいると思って気を使ってくれたのかもしれない。で、酒を呑んでいるときにプイッと彼から出た一言。

「僕、自殺未遂の経験あるんですよ。ホンマにホンマに」

 それも社会人になってからとのこと。彼は31歳なのでここ10年の間で死のうとした経験があるのだ。人は死ぬような目にあって、そこから生き返ると、とても強くなれると聞いたことがある。一度死んだと思って助かった命。自分は一度死んだと思えば、どんな困難なことも克服できる。そんな風に思うのだろう。彼は自殺未遂を経験して恐らくいまの強さを見につけたのだろう。僕が感じていた弱さはその部分なのかもしれない。なぜ死のうと思ったのかは聞けなかった。

 一緒に呑みに行ったけど、まだ打ち解けていない。と思う。
コメント
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