「中国当局、海外への団体旅行を27日から禁止」
海老名のSAで大量にマスクを買っている中国人がいた。なぜ海老名SAで?と思った。
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無料で日帰りの修善寺バスツアーに行ってきた。なぜ無料なのか? ホームセンターの何かの企画に応募したらしく、1等賞の修善寺バスツアー1名様に当たったから。そのバスツアーがなかなか怪しかった。
そもそも参加前に郵送された旅行の日程を見ると宝石ショップに90分参加と書かれていた。はぁ?修善寺には行きたいけど、なんで宝石ショップに? しかも90分も。こりゃなにか売りつけられるパターンじゃね?と思ったが、興味本位でバスツアーに参加。んで、やっぱり怪しかった。そもそもなにかの企画に応募して当選したのに、参加者のほとんどが中年女性という偏り。おひとり様での参加は俺だけ。数名男性がいたが、中年女性に付き添った旦那さんと思われる。無作為の抽選ならこんな結果にはならないよね。
ツアーの最初に連れてこられたのは宝石ショップ。入店するとまずは職人の作業工房を見せられる。5分ほど。そしてすぐに別部屋を通される。ここからが怪しいゾーン。やけにハキハキしゃべるオバタンが宝石に関して説明をおっぱじめ。「これからクイズを出しますよ~。1月の誕生石はなんですか? はい、あなた。はい正解です。じゃあこれ上げます。おめでとうございます」的なやり取りが始まった。
この手の胡散臭いのは久しぶり。どんな御託を並べるのだろう。優れた話術でも飛び出すだろうか?と5分ほど興味を持って聞こうとしたのだが、一部の参加者(サクラ?)が手を挙げてクイズに答えて商品をゲットしようとする場の雰囲気が気持ちが悪いので、早々にトイレに行くふりをして退散。そのトイレがかなり怪しかった。建物の構造的に女性の個室トイレが廊下から丸見えの作りになっていたのだが、個室が10ほど並んでいた。にもかかわらず、男性の個室トイレは1つ。この建物は女性が大量にやってくることを前提に建てられているのだ。恐ろしい。
30分ほどすると怪しい説明会が終わったので、トイレから出て団体と合流して2階へ。するとそこは宝石売り場だった。ここが本丸。売り場に入ると女性店員が声をあげた。「どんどん身に着けてみてください。これはチャンスです。お似合いでしたら購入いただくことも可能ですよ!」的なことを。売り場には、日本ジュエリーベストドレッサー賞受賞者のサインとともに、宝石を提供してくれてありがとう的な感謝状が展示されていた。誰でも知っているような人のサインがいくつも。
あの手の賞って業界全体を盛り上げようという趣旨もあるのだろうけど、受賞者たちが間接的な広告塔になってしまうのだろうなと思った。怪しい説明会を聞いた後に、誰でも知っている芸能人からの感謝状を見たら「この会社は信用しても大丈夫そうね。何か買っちゃおうかしら」と思う人もいるだろう。事実33万円のネックレスを購入している夫婦がいた。夫婦がサクラであると思いたいが、もしガチだとしても、こういう人がいるから俺が無料でバスツアーに参加できるんだな。
個人的にはまったくもって怪しいぜ。ぷんすか。しかも宝石ショップに滞在中の90分間はバスに戻ることが許されない。その時間はバスがどこかに行ってしまうという徹底ぶり。もちろん、こりゃ怪しいぜ!と思っている別客もいるのだが、ある客は店員にこのツアーはなんなんだ?と聞いていた。俺的には店員の回答が意外だった。てっきり自分たちの宝石ショップは信用できるから!大丈夫だから!と、ごまかしまやかしの類を言うのかと思ったら、
「うちの会社は店にふらっと立ち寄る個人の方は対象にしていないんですよ。バスをチャーターしてお買い求めいただけそうなお客様をターゲットにしているんですよ」的なことを言っていた。このやり方が自分たちのビジネススタイルであって、別に怪しくはないんですよというスタンスのようだ。たしかにツアーに参加すると強制的にお土産屋さんに連れていかれる。そこで買うか買わないかはお客さんが決めること。それが33万円の宝石であっても、決めるのはお客さん。というビジネススタイル。そう聞くと、そんなビジネススタイルがあっても良いかもねと思ったりしたが、それならツアーの当選を隠れ蓑にして旅行とは関係がない宝石ショップに行かせるなよとも思った。
ただまぁ怪しいのは宝石ショップだけで、その後にはちゃんと修善寺には連れて行ってもらえたし(60分だけだけど)、ちゃんとした昼食も食べることができた。ただやっぱこのバスツアーを怪しく思う人は俺だけではなくて、ネットで調べるとツアー憤慨ブログなどが容易に見つかる。今回俺はほぼ無料で参加できたから良いが、当選者に同伴した旦那さん方は数千円を取られているはずである。その人たちは「なんで金を払って宝石ショップに行かないといけないんだ!」と思っていたことだろう。
海老名のSAで大量にマスクを買っている中国人がいた。なぜ海老名SAで?と思った。
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無料で日帰りの修善寺バスツアーに行ってきた。なぜ無料なのか? ホームセンターの何かの企画に応募したらしく、1等賞の修善寺バスツアー1名様に当たったから。そのバスツアーがなかなか怪しかった。
そもそも参加前に郵送された旅行の日程を見ると宝石ショップに90分参加と書かれていた。はぁ?修善寺には行きたいけど、なんで宝石ショップに? しかも90分も。こりゃなにか売りつけられるパターンじゃね?と思ったが、興味本位でバスツアーに参加。んで、やっぱり怪しかった。そもそもなにかの企画に応募して当選したのに、参加者のほとんどが中年女性という偏り。おひとり様での参加は俺だけ。数名男性がいたが、中年女性に付き添った旦那さんと思われる。無作為の抽選ならこんな結果にはならないよね。
ツアーの最初に連れてこられたのは宝石ショップ。入店するとまずは職人の作業工房を見せられる。5分ほど。そしてすぐに別部屋を通される。ここからが怪しいゾーン。やけにハキハキしゃべるオバタンが宝石に関して説明をおっぱじめ。「これからクイズを出しますよ~。1月の誕生石はなんですか? はい、あなた。はい正解です。じゃあこれ上げます。おめでとうございます」的なやり取りが始まった。
この手の胡散臭いのは久しぶり。どんな御託を並べるのだろう。優れた話術でも飛び出すだろうか?と5分ほど興味を持って聞こうとしたのだが、一部の参加者(サクラ?)が手を挙げてクイズに答えて商品をゲットしようとする場の雰囲気が気持ちが悪いので、早々にトイレに行くふりをして退散。そのトイレがかなり怪しかった。建物の構造的に女性の個室トイレが廊下から丸見えの作りになっていたのだが、個室が10ほど並んでいた。にもかかわらず、男性の個室トイレは1つ。この建物は女性が大量にやってくることを前提に建てられているのだ。恐ろしい。
30分ほどすると怪しい説明会が終わったので、トイレから出て団体と合流して2階へ。するとそこは宝石売り場だった。ここが本丸。売り場に入ると女性店員が声をあげた。「どんどん身に着けてみてください。これはチャンスです。お似合いでしたら購入いただくことも可能ですよ!」的なことを。売り場には、日本ジュエリーベストドレッサー賞受賞者のサインとともに、宝石を提供してくれてありがとう的な感謝状が展示されていた。誰でも知っているような人のサインがいくつも。
あの手の賞って業界全体を盛り上げようという趣旨もあるのだろうけど、受賞者たちが間接的な広告塔になってしまうのだろうなと思った。怪しい説明会を聞いた後に、誰でも知っている芸能人からの感謝状を見たら「この会社は信用しても大丈夫そうね。何か買っちゃおうかしら」と思う人もいるだろう。事実33万円のネックレスを購入している夫婦がいた。夫婦がサクラであると思いたいが、もしガチだとしても、こういう人がいるから俺が無料でバスツアーに参加できるんだな。
個人的にはまったくもって怪しいぜ。ぷんすか。しかも宝石ショップに滞在中の90分間はバスに戻ることが許されない。その時間はバスがどこかに行ってしまうという徹底ぶり。もちろん、こりゃ怪しいぜ!と思っている別客もいるのだが、ある客は店員にこのツアーはなんなんだ?と聞いていた。俺的には店員の回答が意外だった。てっきり自分たちの宝石ショップは信用できるから!大丈夫だから!と、ごまかしまやかしの類を言うのかと思ったら、
「うちの会社は店にふらっと立ち寄る個人の方は対象にしていないんですよ。バスをチャーターしてお買い求めいただけそうなお客様をターゲットにしているんですよ」的なことを言っていた。このやり方が自分たちのビジネススタイルであって、別に怪しくはないんですよというスタンスのようだ。たしかにツアーに参加すると強制的にお土産屋さんに連れていかれる。そこで買うか買わないかはお客さんが決めること。それが33万円の宝石であっても、決めるのはお客さん。というビジネススタイル。そう聞くと、そんなビジネススタイルがあっても良いかもねと思ったりしたが、それならツアーの当選を隠れ蓑にして旅行とは関係がない宝石ショップに行かせるなよとも思った。
ただまぁ怪しいのは宝石ショップだけで、その後にはちゃんと修善寺には連れて行ってもらえたし(60分だけだけど)、ちゃんとした昼食も食べることができた。ただやっぱこのバスツアーを怪しく思う人は俺だけではなくて、ネットで調べるとツアー憤慨ブログなどが容易に見つかる。今回俺はほぼ無料で参加できたから良いが、当選者に同伴した旦那さん方は数千円を取られているはずである。その人たちは「なんで金を払って宝石ショップに行かないといけないんだ!」と思っていたことだろう。