今日で夏休みは終わり。これから会社を燃やそうと思います。
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時は江戸時代…、八代将軍の徳川吉宗が鷹狩をしていた時に、腹部にミリミリとヤットコで締め付けられるような痛みを感じ、一軒の御茶屋に運び込まれた。
「まぁ大変!」
そこに居合わせたのは御茶屋の娘のお花。将軍様の腹部に噛み付いていたヤットコをそっとはずすと、痛みが嘘のように消え、吉宗は娘に大変感謝したそうな。それからだった。この地が「お花茶屋」という名前で呼ばれるようになったのは…。
そして時は現代…。お花茶屋駅に降り立った6人衆。それぞれが過度な妄想と勝手な使命感を携え、この地にあるというコーヒーラーメンを食べるために舞い降りた。駅から血の汗を流しながら彷徨うこと5分。それはあった。
カラオケ喫茶「亜呂摩」。ラーメンを食べに訪れたのに、カラオケ喫茶に辿り着いてしまった恐怖。恐る恐る開いたドアの中には。
ニギャー!!!!
ドアの枠が時間を超える装置になっており、タイムスリップ。1970年代に不時着してしまい、テーブルゲームを置いている喫茶店に来てしまった。
「いらっしゃいませ~」
店の中には3人の淑女がいた。そしてひとりの手にはマイクが。
「あらあら、ごめんなさい。これから私歌うのよ。若い人たちの前で恥ずかしいわ。おほほ~」
彼女も私たちと同じ客なのだ。カラオケ喫茶でカラオケを歌うのは当然なことだろう。そしてカラオケには演歌が流れ始めた。
※クリックすると音が流れます。
こ、これは!!!生年月日:1973年8月31日の水森かおりが歌う熊野古道ではないですか~。 平成7年(1995年)9月25日『おしろい花』でデビューし、オリコン演歌チャート初登場3位となり華々しいデビューを飾ったのはあまりに有名ですよ~。
恐ろしい場所だ。ラーメンを食べに来たのに、水森かおりの新曲を聞かされてしまった。早く目的を達成しないと、現代に戻れなくなってしまう。
しかしメニューには恐ろしい文字が…
コーヒー味ラーメンは冬季限定…。タイムスリップして今が冬なら良いのだが、このクーラーの効き方は真夏のようだ。
「た・大将!コーヒーラーメンを食べたいんだけど大丈夫?」
「何人前だい?」
「6人衆分できますか?」
「4人分しかないや。イヒヒ」
しかし、この発言は後ほど嘘だと判明する。否、断定させていただく。足りない2食分はサラダ麺になった。
「コーヒーラーメンっておいしいんですか?」
6人衆のひとりが口を開いた。6人衆のうち二人はコーヒーラーメン経験者なのである。
「想像よりはおいしく食べられると思いますよ。以前行った時は、全員『おいしい』という賛同を得られました」
そうかおいしいのか。僕、美味しいもの大好き~。逆に美味しくないものって嫌いだな。少しだけコーヒーラーメンに期待する自分がいる。しかしやがてテーブルに置かれたコーヒーラーメンに辟易する。
面にコーヒーが練りこまれており、スープもコーヒー味。しかしメンマや卵、チャーシューは普通のラーメンに使われているのと同じ。そして所々に黒い物体が…。なんだろう?
「黒いのはコーヒー豆だから~。食べられるよ~」
「まぁそうなの!私何かと思っちゃった~」
大将のひと言の後に、コーヒーラーメンを運んでくれたおばちゃん(客)が高らかに声を上げた。バ、ババァ~。怪しい物体が乗っていると思ったら、俺らに出す前に大将に確認するのが普通だろうが~!!!!
とは思ったが口に出さず。そしてコーヒーラーメンを食べる。あ、そうそう。この時の僕は前日のモー娘。の催し物のせいで過度の二日酔いでした。その状態でのコーヒー麺の匂いね。うーん。戻しそうかな?そして味ね。うーん。ひと言で言うとヒドイって感じ。食えたものじゃない。
食事を出す店に行って、美味しくないと思うことはある。けどそれは一定のレベルには到達していて、完食はできる。しかしこれはマズイのである。完食すら危うい感じ。麺が延びている。後味にコーヒーの苦味が走り体が震える。全身が拒絶反応。あ、ちなみに僕はコーヒーはあまり好んで飲みません。コーヒー豆をかじった時なんて、こめかみに激痛が走ったもの。死ぬかと思った。
やがて2人衆に運ばれてきたサラダ麺。
あれ?美味しい匂いがするよ?てか、一口食べさせてもらったら美味しかった。しかしコーヒーラーメンというゲテモノを食べにきて美味しいものを食べたのでは、試合に勝って、勝負に負けたようなものである。
やがて完食した6人衆。うち4人は顔面蒼白。我先にと店を出る始末。しかしその中に猛者が独り。
カルシューム入りのCOFFEE NUDELを買っていました。ちなみにYahoo!辞書で「NUDEL」を検索したら
「国語辞書検索で該当する情報は見つかりませんでした。
* キーワード候補で再検索
del , duel , model 」
と出ました。どうやらmodelの誤字だったようです。コーヒーモデル…。ある意味ただしいのだろうか…
そして僕たちはそれぞれの家へと帰っていった。熊野古道を口ずさみながら…
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時は江戸時代…、八代将軍の徳川吉宗が鷹狩をしていた時に、腹部にミリミリとヤットコで締め付けられるような痛みを感じ、一軒の御茶屋に運び込まれた。
「まぁ大変!」
そこに居合わせたのは御茶屋の娘のお花。将軍様の腹部に噛み付いていたヤットコをそっとはずすと、痛みが嘘のように消え、吉宗は娘に大変感謝したそうな。それからだった。この地が「お花茶屋」という名前で呼ばれるようになったのは…。
そして時は現代…。お花茶屋駅に降り立った6人衆。それぞれが過度な妄想と勝手な使命感を携え、この地にあるというコーヒーラーメンを食べるために舞い降りた。駅から血の汗を流しながら彷徨うこと5分。それはあった。
カラオケ喫茶「亜呂摩」。ラーメンを食べに訪れたのに、カラオケ喫茶に辿り着いてしまった恐怖。恐る恐る開いたドアの中には。
ニギャー!!!!
ドアの枠が時間を超える装置になっており、タイムスリップ。1970年代に不時着してしまい、テーブルゲームを置いている喫茶店に来てしまった。
「いらっしゃいませ~」
店の中には3人の淑女がいた。そしてひとりの手にはマイクが。
「あらあら、ごめんなさい。これから私歌うのよ。若い人たちの前で恥ずかしいわ。おほほ~」
彼女も私たちと同じ客なのだ。カラオケ喫茶でカラオケを歌うのは当然なことだろう。そしてカラオケには演歌が流れ始めた。
※クリックすると音が流れます。
こ、これは!!!生年月日:1973年8月31日の水森かおりが歌う熊野古道ではないですか~。 平成7年(1995年)9月25日『おしろい花』でデビューし、オリコン演歌チャート初登場3位となり華々しいデビューを飾ったのはあまりに有名ですよ~。
恐ろしい場所だ。ラーメンを食べに来たのに、水森かおりの新曲を聞かされてしまった。早く目的を達成しないと、現代に戻れなくなってしまう。
しかしメニューには恐ろしい文字が…
コーヒー味ラーメンは冬季限定…。タイムスリップして今が冬なら良いのだが、このクーラーの効き方は真夏のようだ。
「た・大将!コーヒーラーメンを食べたいんだけど大丈夫?」
「何人前だい?」
「6人衆分できますか?」
「4人分しかないや。イヒヒ」
しかし、この発言は後ほど嘘だと判明する。否、断定させていただく。足りない2食分はサラダ麺になった。
「コーヒーラーメンっておいしいんですか?」
6人衆のひとりが口を開いた。6人衆のうち二人はコーヒーラーメン経験者なのである。
「想像よりはおいしく食べられると思いますよ。以前行った時は、全員『おいしい』という賛同を得られました」
そうかおいしいのか。僕、美味しいもの大好き~。逆に美味しくないものって嫌いだな。少しだけコーヒーラーメンに期待する自分がいる。しかしやがてテーブルに置かれたコーヒーラーメンに辟易する。
面にコーヒーが練りこまれており、スープもコーヒー味。しかしメンマや卵、チャーシューは普通のラーメンに使われているのと同じ。そして所々に黒い物体が…。なんだろう?
「黒いのはコーヒー豆だから~。食べられるよ~」
「まぁそうなの!私何かと思っちゃった~」
大将のひと言の後に、コーヒーラーメンを運んでくれたおばちゃん(客)が高らかに声を上げた。バ、ババァ~。怪しい物体が乗っていると思ったら、俺らに出す前に大将に確認するのが普通だろうが~!!!!
とは思ったが口に出さず。そしてコーヒーラーメンを食べる。あ、そうそう。この時の僕は前日のモー娘。の催し物のせいで過度の二日酔いでした。その状態でのコーヒー麺の匂いね。うーん。戻しそうかな?そして味ね。うーん。ひと言で言うとヒドイって感じ。食えたものじゃない。
食事を出す店に行って、美味しくないと思うことはある。けどそれは一定のレベルには到達していて、完食はできる。しかしこれはマズイのである。完食すら危うい感じ。麺が延びている。後味にコーヒーの苦味が走り体が震える。全身が拒絶反応。あ、ちなみに僕はコーヒーはあまり好んで飲みません。コーヒー豆をかじった時なんて、こめかみに激痛が走ったもの。死ぬかと思った。
やがて2人衆に運ばれてきたサラダ麺。
あれ?美味しい匂いがするよ?てか、一口食べさせてもらったら美味しかった。しかしコーヒーラーメンというゲテモノを食べにきて美味しいものを食べたのでは、試合に勝って、勝負に負けたようなものである。
やがて完食した6人衆。うち4人は顔面蒼白。我先にと店を出る始末。しかしその中に猛者が独り。
カルシューム入りのCOFFEE NUDELを買っていました。ちなみにYahoo!辞書で「NUDEL」を検索したら
「国語辞書検索で該当する情報は見つかりませんでした。
* キーワード候補で再検索
del , duel , model 」
と出ました。どうやらmodelの誤字だったようです。コーヒーモデル…。ある意味ただしいのだろうか…
そして僕たちはそれぞれの家へと帰っていった。熊野古道を口ずさみながら…
熊野古道水森かおり, 木下龍太郎, 前田俊明, 麻こよみ徳間ジャパンコミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |