元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

8月TMGEを聴きながらモリのアサガオを読む

2006年09月05日 00時36分21秒 | アレコレ鑑賞
 えらいもんで、小6男子が同級生を刺しても何も思わなくなりました。

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 8月はThee michelle gun elephantのTMGE 106を聴きながら、郷田 マモラのモリのアサガオを読んだ。

 知らない人はまったく知らないと思われるThee michelle gun elephantのベストアルバムTMGE 106。やっぱミッシェルはカッコイイ。チバユウスケの声がイイ。しかし僕はブランキーと比較してしまう。曲はどちらもカッケーのだが、歌詞はブランキーの勝利。久しぶりに購入した邦楽だがこのアルバムは当たりでした。カラオケでも使えるなり。

 
TMGE 106
Thee michelle gun elephant, チバユウスケ
コロムビアミュージックエンタテインメント

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 そしてテレビドラマにもなった「きらきらひかる」(未見)原作の郷田マモラが書いた死刑囚と刑務官のお話「モリのアサガオ」。

 主人公の及川直樹は大学を卒業後、父親のコネで死刑囚に刑を執行する刑務官になる。ここに収監されているのは全員人殺し。最初は死刑囚に対し恐れを抱いていた及川だが、その印象はガラリと変わる。執行の日を毎日恐れる者や遺族に毎日お詫びの手紙を書き続ける者、中には反省の欠片も持ち合わせずに日々飄々と生きる者もいる。アマアマな人生を送ってきた及川は彼らの行動に振り回されながら、死刑の是非を考え感じ悩んでいくお話。

 絵の感じが良いです。題材は死刑ですが、そんなにむずかしいお話ではありません。今のところは死刑囚の一人一人にスポットを当て、人を殺すに至った経緯と刑務所内での生活などを紹介しています。読んでてワクワクするお話ではありませんが、まぁ面白いです。ちょっとだけオススメ。内容的にドラマ化は難しいと思われます。では眠いので寝ます。

モリのアサガオ 1 (1)

双葉社

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コメント (3)
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